現在アップデートを進めている山王マンション408号室「縁の家」。
先日、個室の壁2面に珪藻土を塗りました。
作業はまず、珪藻土を作るところから始めます。
珪藻土のもとと水をちょうどよい硬さになるまで、混ぜ合わせます。
本来はミキサーなどの道具を使って行う作業なのですが、今回は機械もちあわせていなかったので、手で混ぜることに。
これを「コテ」を使って塗っていきます。
適量をコテに取り、下から上へと塗り上げていきます。珪藻土が硬すぎるとうまく延びず面が厚くなり、柔らか過ぎるとコテに取れず、ぼたぼたと落ちてしまいます。珪藻土を作るたびにもう少し硬くしたらどうかや、今回は柔らかめでやってみよう、といった試行錯誤を重ねながら進めていきました。
はじめはわいわいはしゃぎながらやっていたのですが、塗ることに集中し始めると、だんだん無言になり、黙々とぬりぬりぬりぬり。最後はついに手で直接ぬりぬり。プロの左官屋さんが見たら怒られるだろうな、と思いつつ、ついやってしまいました。
詳しいレポートはリノっしょ女子部のものをご覧ください^^
この日は1度塗り、そして13日には一般の方にも参加してもらえるようワークショップ形式で2度塗り目を行いました。
この日もやはり手で混ぜ混ぜ。
2度塗り目はさらに予想だにしないハプニングが。
1度目に塗った珪藻土が水分を吸って、2度目の珪藻土がさらに塗りにくい!
この日が珪藻土初体験となるワークショップ参加者のみなさんも、興味津々でどうやったらうまく塗れるかということを考えながらの作業になりました。
やはり職人さんはすごいなと参加者一同、再確認しあった一日でした。なんでも体験してみると、そのすごさがわかります。
まだまだ未完成ですが、やはり珪藻土を塗るだけで全く雰囲気が変わります。壁の感触と、ほのかに薫る土の匂いがとても温かみを感じるお部屋になりました。
先日のブログにも書きましたが、私はこれに模様をつけたいと思っているのです。
・・・レンコンで!
果たしてそれは叶うのでしょうか。
リノっしょ女子部 梶原
408号室「縁の家」
白?それとも茶色?もしくはピンク?お部屋のお色直し。