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スペースRデザイン
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↑photo/Yasunori Hidaka (airstudio)

こんにちは。北嵜(キタザキ)です。気がつけば2012年も残りわずか。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、久々にスタッフブログを書かせてもらうことになりまして、何書こうかなぁと考えておりまして。で、過去に自分が書いたブログを眺めていたら。。
あれあれ!!
ここ最近いろいろやってきたことと、当時もやもやと頭の中で考えていたことが「つながってるや~ん!!」と。

というわけで、過去のブログ(4年程前)をご紹介しながら、2012年最後!?のスタッフブログとさせていただきます。
それでは皆様、良いお年を~!!

■ 2009/01/28のブログ  タイトル「このスニーカーから学んだこと
続・山王R~NEW STANDARD RENOVATION~私がデザインを担当した206号室のルームタイトルは「BATON」。
賃貸マンションは分譲と違ってお部屋を借りて住まうという前提があります。なので所有しているわけではないのである一定期間住まい、原状回復をして元に戻して返却するという仕組みが一般的です。リノベーション物件も例外ではありませんでした。この仕組みでは古い建物は時間が経つにつれてどんどん朽ちいくのではないかと思うのです。
ご紹介のブログで書かれてある「コンバースオールスター」が人や歴史や想いをBATONのようにつないでくれたように、「お部屋」も住まう人同士やお部屋の歴史をつなぐBATONになるような新たな賃貸の仕組みをつくること。それは時間が経つごとに朽ちていくのではなく、さらに魅力を増していくのではないかと思います。これは「リノっしょ」というプロジェクトにもつながっていきます。

■2009/2/17のブログ タイトル「きれいなまち、整っているまち
お部屋の中のすべてを全部壊してから始めるリノベーションもありかとは思います。私たちも2007年位までは主流がそのやり方でした。その後僕たちはその部屋の歴史やそこに住まう人達の痕跡を残しながら新しいものを加えていくリノベーションも行うようになりました。さらに「カスタムリノベーション」や「リノっしょ」という入居者さんと一緒にリノベプロジェクトを立ち上げたり、「リノベーション文化祭」という催しを開催して古いものが好きな人たちをつなぐ取り組みを行ったり。意匠的に整えていくことも当然ながら必要ですが、建物に住まう方々が楽しく暮らしていただけるような活動に力を注いでいます。
まだまだ足りないことばかりで皆さまにはご迷惑お掛けすることもございますが。。。

■2009/03/14のブログ タイトル「原点に返る
私たちは古い建物をリノベーションで再生してきました。リノベーションっていったい何なのかを常々考えてきました。今思うこと。リノベーションは接着剤のようなものなのではないかと。リノベーションは主役ではなくてつなぎ役。これまでの社会の仕組みでバラバラになってしまったいろいんなモノ。人と人、人と建物、人と歴史、業界、年代、時代、性別などなどいろんなものをつなげてくれるのが「リノベーション」なのではないかと思うようになりました。
建物の原点、住まいの原点って「つながり」なのかと思うのです。

㈱スペースRデザイン キタザキ


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