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この清川ぶらりーずの活動も半年を迎えることになりました。
そこで今回はぶらりーず事務局の前田がぶらりーずリーダーの下野さんへこれまでの活動の振り返りや今後のビジョンを聞いてみたいと思います。

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▲清川ぶらぶら前のぶらリーダー下野さんをパシャリ

 


前田:半年経ってみて清川のまちの印象はどうですか?

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▲4月の昼ぶら。清川のまちをぶらぶら

下野:
最初は天神と博多の間にあって意外と便利な場所だというぐらいでしたが、その印象は全く変わりました。カオス(混沌)の中からイノベーションやひらめきが生まれやすいと言われますが、もしかするとその可能性があるまちなのではないかと最近は感じています。それに関連してか新しく何かを始めやすい自由な空気感があるまちだとも思います。

昔が遊郭街だったことは有名ですが10年ちょっと前までは治安もあまり良くはなかったと聞きます。もちろん今ではそんなことは全然感じないということは住人として明言しておきます。そういう過去を知ってる方にとってはネガティブな印象もあるかもしれません。

しかし、そういうネガティブな過去があったまちに新たな動きが生まれやすいことも事実。2004年に旧旅館をリノベーションしてLassicという商業施設に生まれ変わったことは福岡でのリノベーションの先進的事例となりました。

今そのLassicに入っているスペシャルティコーヒー専門店のハニー珈琲は福岡のコーヒー好きなら誰でも知っているようなお店ですし、同じく人気のマヌコーヒー柳橋店もすぐ近くにあります。豚骨ラーメンの新たな道を切り開いた海鳴も清川が発祥だったりと、新しい道を開拓するような人たちがフィールドとして選んでいるまちだと感じます。

前田:清川ぶらりーずをやる前と後で何か変わりましたか?

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▲再びぶらリーダー下野さん

下野:
まず週に1日ぐらいは清川で仕事するようになりましたね。事務所を天神に持ってるのでこれまでは朝早く出て夜遅く帰宅するだけでしたが、仕事できるカフェも見つけたのでまちにいる時間は増えました。

あと子どもが小学校入るぐらいにならないと住む地域とのつながりはなかなかできないじゃないですか。それが既存の地域コミュニティとは異なりますが、ぶらりーずの活動を通して知ってるお店がいくつかできただけでもそのまちと自分がつながってるような感覚ができましたし、お店を介しての近所付き合いというのも十分にありえると思います。
この前アニアというバーに初めて行ったのですがそこで偶然同じ地元で同い年の人に出会うことができました。その方はすぐ近くに住んでいる人でした。

それとこれは一番の発見でしたが、お店(主に飲食店)の店主がお客さんも含めて個性的で独特の世界観を持ってるところが多くておもしろい!しかも、話を聞いた中では肩ひじ張らずお店をやり始めた方が多くてそのゆるやかに挑戦してる感じも特徴的でした。

前田:清川のまちに暮らすことの何がいいですか?

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▲5月の夜ぶら

下野:
妄想も含めてこんな暮らし方いいなと思っているのは、朝早くから空いてるマヌコーヒー柳橋店に行って1日のスタートを切ったり、昭和レトロな美野島商店街をぶらぶらしながら買い物したり、あとお酒が好きなら1軒目にも2軒目にも向いてるお店もありますし、シメのラーメンもあるのでこのまちで完結できます(笑)

あと住まいである新高砂マンションについても少しふれると、管理会社が一緒にリノベーションしてくれるリノっしょという取り組みもあったり、部屋にもよりますが自分の部屋を何かDIYやカスタマイズしたい時に気軽に相談できるというのはいいですね。ぼく自身はDIYとか全然やらなかったのですが相談することで色々とやりたいことでイメージできてきて住まいをカスタマイズしたくなりました。

前田:最後に今後の清川ぶらりーずのビジョンを聞かせてください。

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▲6月の昼ぶら。サンセルコ探検後の新高砂マンションでお昼ごはん

下野:
2つありまして、1つは当初と変わらずまちとのつながりをつくることで暮らしを豊かに感じる人を増やすこと。具体的には清川周辺になじみのお店をたくさんつくることで地域活動や町内会とは異なる文脈での暮らす地域とのつながりをつくりたいです。
もう1つは、福岡市内で暮らす場所を決める時に物件情報やアクセスだけじゃなくどんなまちかという基準を持つ人を増やしたいですね。移住する時は物件だけでなく暮らすまちのことを重視するのでそのような感覚で市内でも引っ越しする人が増えればいいなと思います。

最後に、この半年はイベントに参加してもらうという関わり方が中心でしたが、今後もまちあるきやお店に飲みに行くイベントは継続しながら、企画運営側に一緒に関わってくれる方もぜひお待ちしています。メルマガ登録しているだけでは分からないリアルな清川を体感しに来てくださいね!


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