天神パークビル屋上でペットボトルを使って稲作を行う「たのしイネ」。
2011年から3年間の取り組みを、平成26年5月17日(土)18(日)に明治大学(川崎市:生田キャンパス)で行われる「日本食育学会 第2回学術大会」で、ポスター発表することになりました。
たのしイネは、私たち(スペースRデザイン、吉原住宅)と平尾健二教授(福岡教育大学)、森千鶴子さん(農業ジャーナリスト)による産学連携で進めているプロジェクト。コメづくりを福岡市中心部の天神パークビルで行うことによって、農業、食育を身近なものとして学びながら、ビルにおけるコミュニティづくりを行っています。
当初は小さな動きでしたが、会を重ねていくごとに、天神パークビルや各マンションの入居者さんを始め、市民のみなさんが参加してくださり、年間のべ150人近くが参加する企画となりました。また、たのしイネでの学び、出会いから、九州大学、NPO法人エコけん、パルコ福岡店での稲作企画の実施など、一つのオフィスビルでの取り組みが、福岡のまちへと広がっていることを実感しています。
今回は『 ビル屋上でのイネづくり活動「たのしイネ」がもたらすもの ~都市生活者にとっての「農と食」~ 』として発表してきます。この活動を通して感じてきた豊かさや、ビル屋上の可能性を全国のみなさんへと伝えてきます。
2014年のスタート(種まき)は6/8(日)。五橋のある方、詳細をたのしイネページに更新していきますので、ぜひご参加ください。