女性目線での部屋づくり 新高砂マンションの最上階707号室(KOUDAN)
こんにちは、リノっしょ女子部の前田です。
いよいよ本日着工です!
ひゃー、もうドキドキです。
それではさっそくお部屋の説明やイメージ、デザインコンセプトについてお話しさせていただきたいと思います。
場所は中央区清川に建つ築36年、新高砂マンションの最上階707号室(KOUDAN)。
大切に住まわれてきたことが分かるこのお部屋は、建設当時のオリジナルの状態がきれいに残された部屋。そのためこれまで大がかりなリノベーションをすることなく、水廻りの更新と一般的なマンションに見られるスタンダードなリノベーション(リフォームの積み重ね)がおこなわれてきたお部屋でした。
今回リノっしょ女子部がこのお部屋をリノベーションすることになったのは、女性目線での部屋づくりを考えるため。
女性にもできるDIYやものづくりが身近なものになりつつある現在、賃貸の住まい方にもオリジナリティや遊びを求める人が多くなっているように感じています。
家具や小物だけではなく、室内空間の一部そのものに入居者さんの好みや感性が加えられるリノっしょの余白をつくり、さらにはリノっしょ女子部メンバーで実際に手を動かし作業する工程も取り入れました。
そこで表現したいと思ったことは、既存に近いKOUDANならではの良さと、女性の暮らしをイメージしやすいやわらかいやさしさでした。
コンセプトは、「うぐいすパンのような、懐かしさと春らしさ」
最上階というだけあって陽当たりはよいのですが、角部屋ではないため光の入るのは玄関向かって正面からのみ。どうしても玄関側が暗い印象になってしまいます。
そこで「はる色」を取り入れ全体のトーンを上げることで、レトロな重みを少し軽やかにやさしく、春らしいうららかな雰囲気をつくりたいと考えました。
ということが想像上で考えたことですが、なんせすべてが初めてのことで完成がどこまでイメージに近いものになるかはわかりません(笑)。これも経験です!
今日から完成までのレポートは、リノっしょ女子部新メンバーの工事監理担当 坂井さんとともにお伝えしていきたいと思っています。
いよいよ707号室KOUDANの新しい歴史の幕開けです。
どうぞお付き合いをよろしくお願いします!