パークビルセミナーレポート「起業家リアルBOOK vol.005」

起業家リアルＢＯＯＫとは

「ビジネス書（本）にはのってない起業家のリアル」をテーマに、起業家の生の体験談や本音を聞き出します。例えば、成功するまでに失敗から学んだことにフォーカスしたり、成功談のみの一般的なセミナーよりも失敗という価値ある体験から学びを見い出します。

ゲスト

今回のゲストは、恐らく世界初のコワーキングスペース併設型のビジネスマン向け語学学校をフィリピンのセブ島で運営する、ユナイテッド・リグロース株式会社 取締役 渡邉和喜氏です。今回は、アジアで挑戦する意義や可能性、商慣習や生活文化・価値観の違い、コミュニケーション面の課題などを聞いてみました。

起業家リアルＴＡＬＫ

学生時代に一度起業して失敗した話、それがあったからの投資銀行へ、そして選択肢にもなかったフィリピンはセブへ、ここまでだけでも聴きドコロがたくさん！

さらに現在のチャレンジでは、フィリピンの国民性や商慣習など色々なギャップを乗り越えながら、真面目や正しいだけではやっていけないアジアで闘っていくこと、その辺りのストーリーがとても印象的でした。

交流セッション

今回初めて、トークセッションではなく交流セッションとして飲食しながらの時間をつくりました。会場のあちらこちらでは、ゆるやかに参加者同士やゲストとのトークが盛り上がっていました。

振り返って

国境をはじめ、挑戦のフィールドを拡大して様々な境界を超えるとチャンスも増えるが、同時に問題も増えます。その中で渡邉氏は問題となるものは丁寧に時間をかけて解決し、チャンスは存分にスピードを持って活用するという姿勢を感じました。グローバルに活躍する起業家が日本からも多く輩出されてますが、最初のステップは文化や習慣が異なるというハードルをチャンスをつかむためのステップぐらいにしか思わないような心の持ちようが求められるように思いました。