一宇邨とは
一 いち 一つの
宇 う 屋根のある建物
邨 そん 村
一宇邨の名前には「一つ屋根の下にある村のような」という想いがあり、「邨」という言葉には、ゆるやかなつながりという意味がこめられています。プライベート、プライバシーの名のもとに他者を排除する暮らしの中で失われた「他者を通じた世界観の広がり」「助け合える関係」「互いに許しあえる関係」など、価値あるものを見直し、体現していく住まいです。 共に生活する中で、住人同士で話をする機会がたくさんあり、イベント時には、より多くの人が集まり話に花を咲かせます。集まる住人たちは、一宇邨の建物に惚れ込んできた人、人とつながる暮らしを望む人たちです。話しの中で自然に様々なことを共有し、時には新しいことを知るきっかけを与えてくれます。 一宇邨は、つながりから得られるものを大切する住まいです。
一宇邨は、「時代の変化に合わせて生き続ける」「住人の住まい方に対応できる」という思想のもと、建築家中村享一が住環境を実験する住宅として建築されました。設備の変更を繰り返しながら、より住み良い住宅へと進化を続けています。ハード面でも「住人にとって本当に心地よい住居」を探求しており、木炭を混入し調湿機能を持つコンクリート、2重構造で遮熱性の高いアルミ製の外壁、季節によって光の入り方が変わるトップライトなど、数々の仕組みが生み出す心地よさを、肌で感じることができます。 また、その仕組みは構造にはとどまらず、住人同士がつながりを考えるものとなっています。リビングは建物の中心に位置し、帰宅するとそこにいる誰かが迎えてくれますし、目覚めて部屋の外にでると、円環型の廊下の向こうから同じように寝起きの人が顔をだします。 一宇邨は、コンクリートや木の混じりあった素材感から感じられる温かみ、住人たちがゆるやかにつながることができる空間など、建物と共に暮らすことを意識できる住宅です。
一宇邨は、六本松を見下ろす谷という地域にあります。福岡市街を一望できる高台に位置し、海から山へ向かう風が通り抜ける音、虫や鳥の声など、自然を感じることができる地です。格式高い建物やお店が並ぶ「山の上エリア」から、学生と文化の集まる街「六本松」へ下る坂の途中に位置し、それらは先を覗きたくなる路地や階段によってつながれています。谷は、「自然」「格式」「文化」など、多様な雰囲気が混ざり合い、住む人も多様な生活をおくることができる地です。



























