リノベーションミュージアム山王マンション207号室

贅の極み、無垢材の市松模様

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『オフタイムの読書室』

『贅の極み、無垢材の市松模様』

 

デザイナー's Comment 春口治彦氏(株式会社ひかり生活デザイン)

このスペースは玄関からの死角になるのでプライベートな利用が可能。床材は希少価値のある無垢材の市松模様。特に夏場は是非、素足で歩いて欲しい。
中央に見える収納は元・押入れ。今ではクローゼットに変更され、荷物や洋服の多い人でも十分な収納量を確保している。

 

『ひとり暮らしだとゆったり。ふたり暮らしだとピッタリ。』
とお話頂いたのはデザイナーの春口さん。お部屋のこだわりポイントを伺ってきました。
Point① 玄関からのリビングまでゲストを通す導線において、生活感が出にくい工夫がなされている。
Point② タダの本棚と侮る事なかれ。リビングでソファに座った際にベッドが見えないようにする目隠しとして、オブジェの飾り棚として、ベッドサイドランプの置き場所として…etc。緩やかにONとOFFの部屋を仕切る魔法の本棚である。
Point③ 収納もたっぷり備えている。敢えて既存の天井を残した落ち着きのベッドルームとパブリックな雰囲気でクールなリビング。SOHO使いもお勧めである。

 

スキマがポイント!

元々3DKだったこの部屋は、デザイナーの感性で21畳の広いワンルームを本棚で1LDKに仕切って、パブリックゾーンとプライベートゾーンに分けられている。
大型の造り付け本棚は、充実した読書ライフを約束してくれるだろう。また、天井と床の色を黒くしたことにより、一層本棚が浮かび上がり『オフタイムの読書室』が完成されている。
この部屋にはシンプルな家具と照明がはまりそうだ。
写真ではわかりづらいが、本棚の上部には数センチの隙間がわざと作られている。
それによって、奥の部屋の閉塞感が緩和されどの部屋に居ても広い空間を利用している感がある。

ライティングが落ち着いた雰囲気を演出。

本棚の右側側面には各種スイッチ類が備え付けられているが、この配線は本棚のボード内を通してあり、部屋の雰囲気を壊さない嬉しい工夫がされている。室内ではここだけ天井ボードが張られている。そこに、あえてシーリングではなく、ダウライトを配したことで、天井の低さを感じさせない。むしろ、クローゼットに反射する光がイイ感じにアクセントになっている。

Photo PICKUP

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