ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内のメインコンテンツへのメニューへ移動します
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します
スペースRデザイン
ここから本文です

ビルストック文化の学び合い、そして発信

れいぜん荘ピクニック2018春

博多の伝統文化が色濃く残る福岡市博多区上川端町に位置する「リノベーションミュージアム冷泉荘」は、築60年をこえる集合アトリエです。もともと集合住宅として建てられた冷泉荘。建設当時は、周辺にはまだ木造家屋が並ぶ中、近代的な鉄筋コンクリート造の建物でした。冷泉荘の前を通りかかった方からは「憧れてよく遊びに来ていたよ」という話も。しかし、老朽化に伴い空室が目立つとともに建物もスラム化。そんな中、2006年に起死回生の一手として一棟まるごとオフィスビルへコンバージョンします。いまでは「ひと」「まち」「文化」を大切に思う人々が集まり、再び賑やかなビルになりました。

冷泉復元部屋
裏外壁

冷泉荘のオーナーである吉原住宅有限会社は、「福岡の古い建物を大切にする考え方の実践(ビルストック活用)」を運営の基本理念に掲げています。そのため、冷泉荘では改修やリノベーションの際も、できるだけ使えるものは使い、工事の痕跡もあえて残しています。冷泉荘が歩んできた過程を、目に見える形で建物に刻み込んでいく。「ここは修理をしたんだな」「以前入居していた人はこんな内装が好きだったのか」と冷泉荘を訪れた方に、その痕跡をみて想像して楽しんでもらう。”リノベーションミュージアム”とは、そんな「冷泉荘の建物そのものを、まるでリノベーションの博物館のように楽しんでもらいたい」という想いから、名づけられました。

冷泉荘の文化祭「れいぜん荘ピクニック」

れいぜん荘ピクニック2017春
冷泉荘まるっと一周管理人ツアー

冷泉荘では毎年1〜2回オープンアパートイベント「れいぜん荘ピクニック」が開催されます。この日は、マーケットや各アトリエで開かれる入居者さん企画のイベントなど、冷泉荘をまるごと楽しめる一日。その中でも目玉は、管理人さん企画の「管理人解説付き冷泉荘ぐるっと一周ツアー」!冷泉荘のあゆみや改修ポイント、入居者さんの紹介など、ぱっと見ただけではわからない、いろんな話を聞くことができます。なんと一棟まわるだけなの、長いときで1時間半もかかるという充実っぷりなのです。

築100年を目指して

冷泉荘では、2011年に耐震補強工事を実施。これによって、コンクリート強度的には築80年までもつ建物になりました。2012年には、これら一連の活動に対して「第25回福岡市都市景観賞活動部門」にて部門賞をいただくことができました。あとは、私たちがどう使っていくか。築100年を目指して、冷泉荘と私たちの挑戦はまだまだ続きます。

冷泉荘ならではの4つのユニークポイント!

セルフリノベーション可&原状回復義務なし

冷泉荘室内

室内の内装は入居者さんが自由に変更OKなセルフリノベーションスタイル(※事前に内容相談は必要です)。かつ、冷泉荘のコンセプトに則って、退去の際の原状回復義務はありません。なので、冷泉荘の各部屋は、歴代の入居者さんによって脈々と引継がれ、更新され、付け加えられてきた一品ものです。

「ひと」「まち」「文化」をキーワードに集まる多様な入居者さんたち

2018年月度刊冷泉荘一覧

冷泉荘には、フォトスタジオ、NPO法人、ものづくり工房、建築設計事務所、語学教室、カフェなど、業種もワークスタイルも、バライエティに富んだユニークな入居者さんたちが入居。それでも共通するのは「ひと」「まち」「文化」を大切にしてるということ。コラボ商品をつくったり、お互いのアトリエを行き来したりなど、入居者さん同士の交流も活発で、冷泉荘の賑わいの源です。入居者さんの紹介は月1回発行しているフリーペーパー「月刊冷泉荘」にて随時紹介しています。

さまざまな用途で使えるレンタルスペース

ギャラリー利用の様子

冷泉荘の1階ではレンタルスペースを運営しています。目的に沿って借りる広さを選ぶことができ、ギャラリーとしての展示や数人でのミーティング、発表の場、ポップアップショップ、マルシェイベントなど様々なシーンでご利用いただけます。何かを始めてみたい方、ぜひお気軽にお問い合わせください。 (※詳細は:レンタルスペース申込について

ユニークな常駐の管理人さんが入居者さんや利用者さんをサポート

冷泉荘事務局

冷泉荘1階にある事務局に、管理人さんが常駐。毎日冷泉荘を隅から隅までお掃除し、きれいな環境を保ってくれています。それに加え、新しい入居者さんのサポートや、入居後の日々のお困りごと、レンタルスペースの利用者さんには、準備や広報などをサポートしてくれます。


公式サイト

入居者さん情報やレンタルスペースでのイベント、管理人の冷泉荘日記など、冷泉荘にまつわる情報を日々発信中!


冷泉荘のあゆみ

冷泉荘のこれまでの歩みを振り返ります

冷泉荘年表
できごと 内容
1958年 冷泉荘誕生 不動産経営会社「吉原住宅有限会社」(設立1965年)が冷泉荘を取得。運営スタート。
2000年頃

老朽化により、空室が目立つようになるにつれ、建物自体もスラム化。まちのブラックスポットに。

劣化した室内

2006年 冷泉荘一棟コンバージョン
“実験期”
山王マンションでの経験を活かし、吉原住宅は一棟まるごとオフィスビルへコンバージョンに着手。まずは若手アーティストに向けたプロジェクト(期間3年間)を実施。
2009年 第4回福岡アジア美術トリエンナーレの
街なか会場に

若手アーティスト向けプロジェクト終了後、一棟まるごと空室になったタイミングで、古い建物を活かすかたちで、福岡アジアトリエンナーレの会場として提供。様々な展示がされ、福岡のアートやカルチャー発信の拠点としての可能性を見出す。

福岡アジアトリエンナーレ冷泉荘会場

2010年 冷泉荘一棟コンバージョン
“「リノベーションミュージアム冷泉荘」誕生”

実験期と準備期間の4年間を経て、現在のビルストックの活用を基本理念とした「リノベーションミュージアム冷泉荘」がスタート。築 100 年を目標に「ひと」「まち」「文化」が集まるビルをコンセプトに掲げた。

リノベーションミュージアム冷泉荘看板

第一回冷泉荘ピクニックを開催

リノベーションミュージアム冷泉荘のお披露目として、各アトリエがオープンになる「冷泉荘ピクニック」を2日間にわたり開催。以降年に1~2回オープンアパートイベント「れいぜん荘ピクニック」として定期開催

2011年 博多松囃子・稚児舞の奉納を受ける

博多のお祭り「どんたく」の起源ともいわれ、1179年に始まった「博多松囃子」の稚児舞流(国無形民俗文化財)の奉納を初めてお受けすることとなり、冷泉荘前で舞をご披露いただく。以降、毎年冷泉荘にて舞の奉納をお受けしている。

稚児舞奉納

耐震補強&大規模改修工事実施

築100年を目指し、耐震補強工事と大規模改修工事を実施。それに伴い、使い勝手の悪い間仕切り壁を取り除くなどして、建物全体利用の最適化に着手

耐震ブレース

シェアオフィス「THE SHARE 冷泉荘」
オープン

4.5畳の各ワークスペースと共用部からなる、シェアオフィス「THE SHARE 冷泉荘」(現「引力の間」)をオープン。働き方が多様化する中で、スタートアップや異業種との交流のあるワークスペースの提案を試みた。(2019年4月終了)

引力の間

2012年 第25回福岡都市景観賞・活動部門において
部門賞を受賞

福岡市民の景観に対する意識を高め、まちへの愛着を深めてもらうために創設された「福岡市都市景観賞」(昭和26年創設)の活動部門において部門賞を受賞。(※部門賞とは地域の魅力を高めている企画や活動に贈られる賞)

福岡市都市景観賞授賞式

2014年 第5回福岡アジア美術トリエンナーレの
街なか会場に

2009年に続き、今回は冷泉荘の1室を福岡アジア美術トリエンナーレの会場として提供。期間中、インドの作家Prabhakar Pachpute(プラバーカル・パーチュプテー)さんによって、木炭のドローイングによるインスタレーションが制作される。

福岡アジアトリエンナーレ展示の様子

2016年 裏外壁の補修工事実施

外壁改修工事において、57年生きてきた姿をそのまま残したいという想いから、軍艦島の保全にも検討されているという特殊コーティング材を採用した「保存」的な改修を実施した。

裏外壁の補修工事

2017年 冷泉荘屋上にて「たのしイネ」実施

天神パークビルにて2011年からスタートした都市で稲と触れ合うプロジェクト「たのしイネ」プロジェクトを冷泉荘の屋上で実施。例年以上の豊作となり、ビルの屋上活用の可能性をまたひとつ見出した。

たのしイネ2017年田植え

2018年 築60年記念トークイベントを開催
&記念グッズを作成

冷泉荘築60年を祝うイベントをれいぜん荘ピクニックの中で開催。あわせて、築60年記念として冷泉荘オリジナルスリッパと湯浴みタオルを制作。
\記念グッズは冷泉荘にて引き続き販売中/詳しくは冷泉荘オリジナルグッズページへ

築60年記念「冷泉荘スリッパ」

冷泉荘建物概要

項目 内容
所在地 福岡市博多区上川端町9-35
交通 福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
構造 RC造地上5階地下1階建て
築造年月 1958年7月
総区画数 25室(事務局・レンタルスペース含む)
設備
  • 駐輪スペース
  • 各テナントフラッグ
管理 スペースRデザイン

冷泉荘についてのお問い合わせは

株式会社 スペースRデザイン 〒810-0041 福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル Tel 092-720-2122 / Fax 092-720-2123

お問い合わせ
Tel.092-720-2122
受付時間
9時~18時
定休日
日・祝日