不動産会社の組織の進化を支える、経理・会計部門を紐解く

経理・会計部門の辻野さん。スペースRデザインの賃貸管理や業務全般を支える存在です。日頃どのような想いで業務に取り組んでいるのか話を聞きました。

登場人物

インタビューされた人


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    辻野剛

インタビューした人


新野絵梨奈の顔写真

新野絵梨奈


新野:経理・会計部門の業務内容を教えてください

辻野:管理物件の家賃収納代行、再契約の手続きなどの賃貸管理に関する業務と、会社の会計資料作成など、お金に関わる業務を全て行っています。また社内に総務部の機能がなかったため、ネットワーク環境の整備や備品管理などの総務的な業務もするようになりました。

スペースRデザインのオフィス
スペースRデザインのオフィス

新野:DX(デジタルトランスフォーメーション化)が社会に浸透し、特に賃貸管理に関しては新しいツールが次々と出てきています。時代の変化にスペースRデザインはどんな風に対応してきていると思いますか?

辻野:まず、8年前に入社した頃は、賃料の集金などは手書きで管理していました。今考えるとものすごい苦労だったのではないかと思います。
管理物件が増えていくと手書きのままでは中々難しいこともあり、ネットバンキングを導入したり、新しい帳票を作成したり、必要に応じていろんな改善業務を行ってきました。

直近では、新しい賃貸管理システムを導入しました。少しずつ、社内を横断して定着させていきたいと思っています。賃貸契約や契約後の手続きがよりスムーズになり、入居者さんもいろんな面で楽になるはずです。会社全体の業務もかなり効率化できると思っています。

新野:経理や総務の通常業務を行いながら、会社の各部門を横断するシステム導入を進めるのは大変かと思います。

辻野:根底にあるのは、工夫することで減らせる手間は減らそう、という気持ちです。
特に小さな組織の中での経理部門は、必ず他の部署との連携が必要です。経理の“ある部分”を改善したいと思うと、自動的に他の部署の業務もセットで改善していくことになります。
就職してから基本的に経理畑で働いていますが、経理の仕事って自分から動かなければ基本ルーチンワークになりがちです。
現状維持ではなく、いかにみんなと自分が楽をできるか、を起点に考えていますね。

スペースRデザイン社内ミーティング風景

新野:法改正の情報など幅広い情報を社内にシェアしてくれています。新しい情報を得るためにどんなことをしていますか?

辻野:お付き合いのある会社さんに話を聞いて情報収集することが多いです。あとは、自分で関係しそうな内容について調べています。不動産に関するニュースはもちろん、会社の経営判断に関わるような法改正や金融市場の情報収集もしていますね。
また、専門誌を読んで知識を得ることも多いです。

新野:最後に、経理として心がけていることは何ですか?

辻野:お金のやり取りは、会社の信用に直接関わる部分なので、お取引に関わる期日をしっかり守ることです。当たり前のことですが、最も基本的なことですね。

経理業務を通して、会社と入居者さんを支える

私たちは「顔の見える管理」を軸に、コミュニケーションを大切にしています。その想いを根底に持ちながら、時代に合わせたツールや仕組みを導入することで建物に関わる人たちがより便利に、快適にやり取りできるようにしていきたいと考えています。
スペースRデザインの賃貸管理や業務全般を支え、領域を越えて幅広い仕事をおこなう経理・会計部門の辻野さん。プライベートではスポーツ通で、音楽に詳しい一面も。スペースRデザインの事務所(天神パークビル)にいますので、見かけたらぜひ声をかけてみてください。

以上、新野がお届けしました!

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