都心と郊外のあいだ、人々が行き交うまち
博多区春町。博多区の南部に位置し、春日市と大野城市に隣接するまち。
日田街道(博多~日田)の宿場町として栄え、古くから交通の拠点として人々が多く行き交っていたエリアに、グレースガーデンは位置しています。
(1階リノベーション工事前の写真です。)
建物から、西鉄天神大牟田線・JR鹿児島本線の駅までは徒歩圏内。2024年3月には、徒歩3分のところに西鉄の新駅「桜並木駅」が開業しました。また、西鉄「雑餉隈」駅近くの銀天町・南本町商店街は、生鮮食品、日用品、パン屋さんやカフェなど、老舗と新しい店舗が混じり合う個性豊かな商店街。多くの買い物客で賑わいを見せています。
天神・博多へのアクセスは良好ながら、南側へ少し足を伸ばせば自然豊かな公園(春日公園)や史跡に触れられる、都心と郊外のあいだの顔を持つ建物です。
自由な発想で、楽しく!
グレースガーデンで、初の部屋づくりプロジェクトがスタートしたのは2021年。オーナーさんはご自宅の内装をDIYで仕上げられたり、DIYワークショップを企画・参加されたりするなど、DIY経験が豊富。もともと車いじりがお好きで、手を動かすことは得意。数年前、その延長線上の感覚で “壊してもなんとかなるやろう...!” と、お部屋のDIYをされたことがきっかけで、DIYがどんどん楽しくなっていきました。
「久留米DIYリノベカレッジ」コーポ江戸屋敷(久留米市)の一室にて、解体から完成に至るまでの工程を専門の職人から実践で学び、DIYで部屋を完成させるDIY実践型プログラム(2019年9月~2020年3月開催)。一番手前がグレースガーデンのオーナーさんです。
以前はシステムエンジニアをされていたオーナーさん。経験を積まれ、今後ご自身で事業を行っていくことを考える中で、建物経営に携わることに。「建物管理は思っていたより取り組むべきことが多くあり、取り組み始めたらどんどん楽しくなりました。」(オーナーさん)
課題を見つけてとことん取り組んでみる、一見複雑そうなことも先入観なく積極的に行動してみる。知的探求心を建物管理に活かす、クリエイティブでとても心強い方です。
グレースガーデン屋上
西鉄「桜並木駅」を臨む屋上は、会員制ゴルフクラブの練習場を併設したレンタルスペースとして現在準備中です。グレースガーデン入居者さま主催のイベント等にご利用いただける予定です。
西鉄電車の線路が高架になる前、2022年9月頃までグレースガーデンすぐそばの道路には踏切がありました。グレースガーデン屋上に設置してある踏切の遮断機は、その踏切で使用されていた遮断機を移設したものです。屋上からは、設置した遮断機の奥に高架を走る西鉄電車を臨むことができます。
柔軟で丁寧な管理が生み出す、安心の暮らし
グレースガーデンは、もともと4階建てマンションとして建築。2006年、隣接する南側の土地を取得した際に建替えを行い、現在の姿である6階建てマンションとなりました。現在では、住居利用の単身の方が多く入居されている建物です。
4階建てだった頃には、共用部の廊下が道路(桜並木通り側)に面していたそう。建替えの際、共用部の廊下を中廊下型に変更したことで、お部屋(1~5号タイプ)のバルコニーが桜並木通りに面して設計され、それらのお部屋からは桜が見えるようになったという逸話も。
オーナーさんは、お部屋の企画から日常清掃やメンテナンスまで、丁寧な建物管理を行われています。入居時に設備等の説明でお伺いしたり、入居者専用のアプリを導入し、気になることや不具合をやり取りできるようにしたり。
ただ、便利なツールを取り入れながらも、あくまでもベースにあるのは人と人とのコミュニケーション。“顔の見える関係性” であることを一番大切に考えておられます。柔軟で丁寧な管理、グレースガーデンの魅力の一つです。
また、1階は「白水産業株式会社」(ボルト加工販売会社)の本社事務所。建築資材屋さんとのつながりが深く、その知見を活かし、グレースガーデンで使用する建材は質の良いものを仕入れています。外階段の落下防止用部材も、グレースガーデンならではの視点からのセレクト。
建物をよ~く観察してみると、まだまだ面白い発見があるかもしれません。
ますます深まるグレースガーデンの魅力と個性。
暮らしの楽しみや新たな気付きを、一緒に見つけてみませんか。
グレースガーデン 建物概要
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒812-0872 福岡県福岡市博多区春町1-6-1 |
構造 | ALC造6階建 |
築造年月 | 2006年2月 |
総区画数 | 34戸 |