冷泉荘が西日本新聞において”古くて新しいもの”として紹介されました。
冷泉荘のある上川端地区は豊臣秀吉が造ったまちで、北は博多リバレインや博多座の「明治道り」、南はキャナルシティの「国体道路」の間にあたります。ここは、博多の総鎮守として信仰され親しまれる「お櫛田さん」を中心にしたエリアで、創立50周年の「上川端通」の路地裏に建ってます。
冷泉荘では「まち」や「むら」や「地方都市」をテーマに、事業に取り組まれる方々がたくさん入居されてます。だからこそ、ビル内交流をコンセプトにしたこのビンテージビルにみなさん集まって頂いたんでしょうね。
冷泉荘ディレクター兼管理人、当社 杉山君のこの新聞報道コメントによると「冷泉荘をもっと観光地化したい。まずは、この管理人室から!」と宣言されてます。
博多の歴史は、日本最初の稲作から始まり、遣隋使・遣唐使の湊にもなるくらい大昔から富が集まり栄えてきただけに、戦(いくさ)による破壊と再生を何度も繰り返してきました。
なんといっても、元寇なんか中国大陸から大量の戦闘部隊が送り込まれた国際的な戦場とでもいうんでしょうか。庶民は大変な被害を受けたようです。
そして最近では、昭和20年に空襲ですべてが焼けました。
そんな、再生し続けるまちで、冷泉荘という建物再生のプロジェクトが進んでいくのは必然のようで、「地霊」という言葉を思い出します。
ちなみに、新聞記事では、
○ 1996年 キャナルシティ開業
○ 1999年 博多リバレイン開業
の次が
○ 2006年 ビルを再生した「冷泉荘」誕生
ちなみに、2012年福岡市から頂いた「福岡市都市景観賞」では、キャナルシティ・イースト館さん、新博多駅ビルさんとご一緒に頂きました。