株式会社スペースRデザイン 社長退任・社主就任のご挨拶
2024年4月1日、本日創業15周年を迎える、株式会社スペースRデザインにつきましては、いつもご支援いただき誠にありがとうございます。
この度、私 吉原 勝己は、代表取締役の立場はそのままに、当社の社長を退き、実務の現場を離れて社主の立場となります。そして、新たな新社長に 取締役部長として長年活躍を続けて頂いた 徳永禎久氏を迎え、新体制での経営をより本格的に進めて参ります。
株式会社スペースRデザインは、スクラップ&ビルドの単一的な社会の流れに疑問を持ち、経年不動産の社会的価値向上と、経営再生による経済的価値向上を目標に、不動産価値創造の技術と理念を背景に2008年に会社を興しました。そこでは、共に歩んできた社員の仲間たちとともに苦労し、学び、成長する素晴らしい体験をさせて頂きました。この15年間はあっと言う間でしたが、これまで皆さまから頂きましたご支援・ご鞭撻には心より感謝いたしております。
今後の個人的ミッションは、2000年 企業経営に携わり始めた当初より目指してきた、建築不動産ストック活用による「“ひと” と “まち” と “未来” をつなぐ “ビンテージビル文化”」が社会に根づくことを目的に活動を進めます。そこでは、『吉原住宅有限会社』『ビンテージのまち株式会社』『NPO法人福岡ビルストック研究会』、そして『株式会社スペースRデザイン』のビジョナリーグループの総合力を生かした活動を中心軸として、より深くより困難な分野になるとは思いますが、その実現への挑戦に、残りの時間を費やすことができればと思います。
これからも、社員およびビジョナリーグループ法人一同で、より一層の発展に向けて努力を重ね精進してまいりますので、株式会社スペースRデザイン 新体制への、ご支援、ご鞭撻を、何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社スペースRデザイン 社主
吉原 勝己
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2024年4月1日に私 徳永禎久は、株式会社スペースRデザインの取締役社長に就任いたしました。
私たちが事業拠点としている福岡市は都市としての成長・発展を目差し、100年に一度と評される「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」と銘打った再開発事業を実行している最中にあります。この再開発事業により天神駅界隈、博多駅界隈のまちなみを形成していたビルが次々と壊されていき、新たなビルの建築が進められています。その一方で、築年数の経過した建物を所有し、賃貸経営に悩むオーナーが数多くおり、賃貸市場は飽和状態のように感じております。
そのような状態ではございますが、これまで取り組んで参りました既存の建物を活用し、新しい価値を生み出す企画や賃貸管理を大切にしつつ、新たなサービス、または、技術を高めていくことにより、お客様のご期待に応えていけるよう全社一丸となり専心努力していく所存です。
引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社スペースRデザイン 取締役社長
徳永禎久