2024年12月、冷泉荘が国の有形文化財(建物)に登録されました。
7月に、冷泉荘が国登録有形文化財へ答申されたことをご報告しましたが、このたび官報に告示され、正式に登録となりました。これまで関わっていただいたすべての皆さまに、厚く御礼申し上げます。
文化財登録をきっかけに、ありがたいことにメディアの方に取り上げていただく機会も増えた冷泉荘ですが、今回は冷泉荘の日常を少しご紹介します。
冬らしい冷え込みがはじまった11月下旬、冷泉荘の防災訓練が行われました。
火災発生時を想定し、管理人杉山と全入居者さんのお部屋を急いでまわり、みなさんと外に避難。その後、火災受信機の見方の説明と、水消火器による消火器の使い方確認を行いました。
もしものときに備え、動ける体制をつくっておくことが訓練の目的ですが、それと同じくらい、お互いのことを知っておくことがとても大切だと思います。もしものときに声をかけ合ったり、助け合ったり。長屋のような距離感で、心地良く安全な生活のために協力し合える関係性であることを確認するのも、防災訓練の時間だと感じました。
そして現在、冷泉荘では新しい入居者さんを募集中です。
1階リルベーグルさんの区画を通ってお部屋に入る隠れ家区画A10と、かつて共同浴場があったことの名残がある2階 A21です。
冷泉荘には、古い建物の魅力やビンテージの価値に共感していただける方が集まっています。
募集ページや建物ページをご覧いただき、もしご興味がありましたらぜひお問合せください。現地でゆっくり冷泉荘を体感いただけたら嬉しいです。
スペースRデザイン 新野