ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内のメインコンテンツへのメニューへ移動します
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します
スペースRデザイン
ここから本文です

WorldJointClub 5月号の「社会問題に取り組む」のコーナーで、NPO法人福岡ビルストック研究会を紹介していただいています。福岡ビルストック研究会は、ビルとまちの関係を研究し、レトロビル(古い建物)を活用したまちづくりを啓発している団体です。この記事では、レトロビルを積極的に残すことにより、まちを活性化させていくという福岡ビルストック研究会の活動を丁寧に紹介していただいています。その活動、理念の中で特徴的なのは、その活動が、「レトロビルをただ残すことで古い街並みを残していこう」という枠にはとどまらないことです。建物にある人の集まり(コミュニティ)を大切にしているため、ビルの中にいる入居者こそがそのビルをつくっているという考えを持っています。また、レトロビルにはそんな人の集まりが残っていることが多く、ビルの作りも入居者同士のコミュニケーションを前提にしたものも多くあります。例えば、とあるビルの中で入居者同士のコミュニケーションが活発になっていて、よく人が集まってワイワイやっているとします。すると、それに惹かれた人たちが「何やら楽しそう」と、ビルに集まってきます。そうなれば、ビルはただの人がいるところではなく、人が集う場所、人と人とのつながりを生み出していく場所、になっていくと思うのです。そして、そんなビル同士がつながりを持てば、その盛り上がりは地域には広がっていきます。これがビルから生まれる「まち」の活性化です。その活動の一例として紹介されているのが、THE SHARE(シェアオフィス)プロジェクトです。これは従来の安く事務所を得るためのシェアオフィスではなく、同じような考えを持つ人々に一つの空間を共有してもらうことで、社会に対して大きな力を生み出してもらおうというプロジェクトです。プロジェクトの一つの建物である、ADONOS大名を見ていただければ、レトロビルが持つ意義、「THE SHARE」とは何なのかを知っていただけると思います。是非、ご覧ください。

まちとは、人と人とのつながりによって形作られていくものです。そして、レトロビルはその受け皿として大きな魅力をもっています。弊社代表である吉原が福岡ビルストック研究会の代表でもあり、この福岡ビルストック研究会の思想、活動は弊社(吉原住宅スペースRデザイン)にも共通しています。弊社が持つレトロビルの見方を知ってもらうことで、みなさんも見慣れたビル、まちの見え方が変わってくるのではないでしょうか?

20110420wjc120110420wjc2(画像はクリックすれば拡大されます)


お問い合わせ
Tel.092-720-2122
受付時間
9時~18時
定休日
日・祝日