日経BP社の建設・不動産の総合サイト「ケンプラッツ」に、吉原住宅/スペースRデザインのビンテージビル基礎資料づくりのためにおこなった解析報告が掲載されました。
(掲載内容)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140712/670673
内容は、私たちが得意とする、経年賃貸における客付け難航案件で解析可能だった、 9棟・45戸の不動産再生企画および仲介実績の分析です。
(手がけた物件は数百室ありますが、会社関連物件は除外し、賃貸再生コンサルティング物件の中でも部屋の状況がフォロー可能な物件としました。)
結果として、
① 43室(96%)は難航していたにもかかわらず成約。(未入居2室にはそれなりの理由がありましたが・・・)
② 難航物件にもかかわらず、リノベーションなどの工事完成前の成約が、40%(18戸)。
③ その中には、企画段階から入居者さんが申し込みの上プロジェクトに参加したケースや、「リノっしょ(入居者さんと一緒にカスタマイズ)」など、私たちの “ カスタマイズ賃貸 エントリープログラム ” を利用した方が27%(12戸)。
そこで、雑誌では以下のような考察を述べさせていただきました。
Ⅰ)「築古の難物件をリノベーションで再生・客付けするに当たって、カスタマイズ賃貸は有効な解決手段となる」。
Ⅱ)「福岡市では、特に都心立地のマンションにおいて、カスタマイズ賃貸のニーズや成約率が高い。職・住を兼ねて利用したいなど、自分の希望をリノベーションに反映できることが人気の秘密のようだ。一方、一般の住宅地での再生の場合は、出来上がったリノベーション物件を見学して、気に入ったら借りる傾向にある」