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スペースRデザイン
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11/3-11/10の期間、9年目となる「DIYリノベWEEK2022」が開催されました。
九州各地の空き家・空きビルでは、“DIYによる不動産の再生”から始まり、いろんな人たちを巻き込みながら“まちの活性化”へとつなげる“DIYリノベ”プロジェクトが、同時多発的に起こっています。DIYリノベWEEKは、そんな全国各地の取り組みを一挙に見聞できる年に1回のイベントです。

11/3全員集合シンポジウム全体風景11/3全員集合シンポジウム全体風景(@久留米シティプラザ)

2022年の参加チームは、福岡県、熊本県、鹿児島県、長崎県、長野県、宮城県から全23チーム。スペースRデザインからは、「冷泉荘」「新高砂マンション」「山王マンション」「天神パークビル」「コーポ江戸屋敷」の計5つの建物で参加しました。
11/3(木・祝)には、全23チームが集合し取り組みを報告し合うシンポジウムが開催され、11/4-11/10の期間では九州の参加チームの各拠点を実際に巡るキャラバンを行いました。私は11/4 熊本県荒尾市のキャラバンに参加させていただきました。(JR荒尾駅周辺のまちづくりを考えるフォーラムの様子はこちら

11/3、久留米市でのシンポジウムでは、全23チームが取り組みを報告。総計188名の方にご参加いただきました(会場参加&オンライン)。今年は、大学生の方のご参加が多く、関心の高さを感じました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

冷泉荘 管理人杉山は福岡市からオンライン参加でした。

空き家、空きビル、経年団地、商店街、町家、元倉庫、オフィスビル、元ビジネスホテル、空地、廃校、元病院など、多種多様な不動産再生の事例と取り組みが報告されました。
参加チームの詳細は、電子パンフレットからぜひチームのSNS等をご覧いただけたらと思います。


電子パンフレットはこちら

今年、注目エリアとしてミニレクチャーをいただいたのは、鹿児島県南九州市頴娃町で「コミュニティ大工」として空き家再生に取り組み、全国へ活動の幅を広げている加藤潤さん達と、宮城県石巻市の「株式会社巻組」さん×「信和物産株式会社」さんのチームです。

加藤潤さん(コミュニティ大工/まるのこラボ代表/NPO法人頴娃おこそ会副理事長/株式会社オコソコ プロデューサー)・鹿児島県南九州市頴娃町

白水梨絵さん(一般社団法人横川kito 代表理事)・鹿児島県霧島市

有木円さん(「NPO法人風と土の学び舎」都市農村交流プロジェクトリーダー)・鹿児島県南大隅町


株式会社巻組 渡邉 享子さん、信和物産株式会社比佐野 皓司さん(宮城県石巻市)。(お二人の対談記事はこちら

参加チームメンバーのバックグラウンドは本当にさまざまです。建築や不動産会社の人もいますが、実は不動産とは関わりのない別の職業の人が意外にも多いのです。
そんな多様な人たちが、DIYリノベの取り組みをおこない成果を生み出しているのは、なぜなのか。
それは、その取り組みの根底にそれぞれの「想い」と、活動を通して培われてきた「人とのつながり」があるからだと思います。

23チームの取り組みは、各人の想いからはじまっています。その建物やまちの状況に突き動かされてはじめたこと。はじめはノウハウがなくても、やりながらその都度必要な技術を身に付けたり、人との出会いの中で必要なスキルを持った人とつながったりされています。その主体的(=DIY精神的)に動き続ける姿勢により、枠に捉われない発想や活動で新しいものごとを生み出すことができるのだと思います。“自分たちの拠点をより良くしていくためにやるべきことを見つけ、時間をかけてクリアしていく過程” をみんなで共有し合う時間と一緒に学び合う仲間の存在が、DIYリノベWEEKです。


参加者の皆さんと発表チームの集合写真

そしてDIYリノベWEEKから見えることは、不動産再生やまちの活性化は誰かの想いからはじまり、その想いを正しく発信し続けることでいろんな人との出会いがあり、その渦がゆっくり大きくなっていくということ。継続していくには事業性も伴わなければならないので、その仕組みづくりも重要です。
参加チームの前向きな報告を聞いていると、自分にもなにかできるのではないか、と思わせてくれる大きな力を感じました。
視聴いただいていた学生の皆さんがどんなこと感じたか、ぜひ感想を聞いてみたいです。

シンポジウム後の懇親会は、久留米中央公園「mekuruto」で開催させていただきました。mekurutoの皆さま、美味しいお料理とおもてなしを本当にありがとうございました。

今年のDIYリノベWEEKは終わりましたが、スペースRデザインの取り組みの現場を公開するイベントは、不定期で開催しています。もしご興味ありましたら、ご都合がつく日にお気軽にご参加ください。

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