パークビルセミナーレポート「起業家リアルBOOK vol.003」

起業家リアルＢＯＯＫとは

「ビジネス書（本）にはのってない起業家のリアル」をテーマに、起業家の生の体験談や本音を聞き出します。例えば、成功するまでに失敗から学んだことにフォーカスしたり、成功談のみの一般的なセミナーよりも失敗という価値ある体験から学びを見い出します。

ゲスト

今回のゲストは、ワークライフハッピーを実現する働き方を起業という形で実践されている上田あい子さんに、女性ならではの視点を含む『幸せな起業』について聞いてみました。

ゲストプレゼンテーションでは、テレビ局ディレクター時代の激務の中で子育てしながら働いてた話や、自分らしく働くことを実践するために起業したこと、情報を伝える仕事についてなど、最後はこれからのコンセプトは未来貢献というお話をいただきました。

起業家リアルＴＡＬＫ

今回のテーマでもあるワークライフハッピーの話から入ると、ワークライフバランスは１００％の中でバランス取らないといけないイメージだが、ワークライフミックスで３００％楽しんでもいい、あれもこれも目指せる時代だからワークライフハッピーが求められるのではという回答でした。

そして、起業して事業化する段階で初めはなかなか儲からなかったが、自分が認めたレベルになるまではもらわないと決めていたという言葉にプロ意識の高さを感じました。

最後に、起業してワークライフッミクスが実現できたかという点では、精神的には会社員の方が楽だけど、仕事が選べるのは幸せという、その自分が決めた幸せを追求しながら周りも幸せにするという姿勢に共感した参加者が多いようでした。

トークセッション

ここからは福岡素敵女子委員会」というコミュニティーを運営している須藤美香さんに入っていただきます。女性起業家はキラキラしたスーパーウーマンなイメージがあるが、あい子さんは家事をどれくらいされるのかという女性ならではの視点の質問に対して、適度に楽をする、便利なものに頼る、鈍感になることが大事など、親近感の持てる答えが返ってきたところに等身大の女性起業家の姿を見ました。

振り返って

今回はやはり女性の参加者が多かったが、男性の参加者も一定数いたのはこの幸せな働き方は男女共通のテーマなのだなと感じました。
最後に、起業したから得られた幸せについて、時間やお金の使い方を自分で決定することができることが真の自由だと。子供のPTAもできるし、好きな時間にいろんなチャレンジもできる。自由に決定できることが一番楽しいと上田さんは笑顔で話されていました。