発展を続ける博多駅エリアで、変わらず在り続けること
JR博多駅から徒歩9分。
博多コネクティッドをはじめさまざまな再開発が計画され、
高層マンションやオフィスビルの建設が進む商業地域に、「テラスビル」は位置します。
「古い建物は解体し、新しい高層建築物へ建替える」という
現在では当たり前になっている “スクラップアンドビルド” の流れの中で、
1972年(昭和47年)の建築以来、この地に在り続けるビルです。
「テラスビル」のあゆみ
この建物は1972年、電線販売会社の新社屋として建築。当時は、主に長崎の大手造船所へ船舶用電線を納めていました。
博多駅筑紫口のランドマーク的存在であったホテル「博多都ホテル」(2016年建替え実施)や、博多駅前のシンボル「西日本シティ銀行 本店本館ビル」(建替え予定)と同年の建築。そしてその3年後、博多駅に新幹線が開通しています。
博多駅周辺の発展の歴史とともに歩んできた建物。
今もなお発展し変わっていくこのエリアを、変わらぬ姿で見守り続けてきました。
オーナーさんは、先代から受け継ぐこの場所を事業の聖地として大切に想い、
「入居者さんが夢を描くことができ、誇れる場所でありたい。
そして、小さくても街や人に彩りや潤いを与えることができるビルを目指したい。」と願われています。
地域を照らし、明日を照らし、未来を照らす。
ここがそんな存在になれば、というオーナーさんの想いから、
2021年2月、これまで名前がなかった建物に「テラスビル」という名前が付きました。
当たり前や定番を見つめ直すことで見えてくるもの
2021年、新たにスタートする「テラスビル」のコンセプトは「“ニュー”スタンダード」。
成熟社会、新型ウイルスの影響、自然災害の増加など、さまざまな側面から時代の転換期を迎え、これまで世の中で当たり前となっていた価値観を、見つめ直す機会が多い今。
再開発の大きな波の中で一旦立ち止まり、考え、近隣の建物が持つ都会的な要素に縛られず、今ある建物を活かす。
それこそが、このビルにとっての 「“ニュー”スタンダード」な選択。
オフィスと店舗が混在し、働く人達、訪れる人達がこれまでの当たり前や定番を見つめ直すことができる。
日常使いの中で、少しの刺激をもらえる場所へ。
見つめた先にある、自分にとってのスタンダードを。
テラスビル概要
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目18-17 |
交通 |
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構造 | 鉄筋コンクリートブロック造地上3階建て |
築造年月 | 昭和47(1972)年5月 |