“ スタートアップとリノベーションの関係” を紹介させていただきました。
課題は３つ。目標はその融合、
① 働き方の多様化 ② 柔軟かつ低投資スペースの要望 ③ 中小経年ビルの空室
その取り組みが、本社ビル「天神パークビル」におけるビルレベルでの「コレクティブ オフィスビル」構想。
そして、オフィス空間としての「ステップアップ オフィス」へのリノベーションです。
ここで、経年オフィスビルと市場の要望を一致させることができ、成功を収めることができました。
しかし、それを派生させた、冷泉荘の（当時）「THE SHARE」→（現在）「引力の間」では、簡単にはいきませんでした。
それが、土地と文化の違いなんですね。
天神・大名の黒田藩が作ったまち「福岡」と、博多商人が大昔から作った「博多」。同じコンセプトでは成り立たないことを思い知らされるのでした。
そして、今「引力の間」の皆さんと見つけ出せそうになっているのが、博多型のつながりの場が、この元銭湯です。
今後周辺のビルと連携し、入居要望の受け皿を広げる方針です。
すでに「蝶和ビル」「ふかみビル」「簡（かん）ビル」「チサンマンション」など、“ サテライト冷泉荘構想 ” を博多駅から冷泉荘のエリアで深耕させています。
直近では、大牟田の中心市街地活性化を目的とする「大牟田ビンテージのまち株式会社」を組成し活動を開始します。
博多と福岡で培ったモデルが役に立つのか？
その検証のための、各地での「ビンテージビル プロジェクト」。
その業務を開始しました。
