こんにちは！
リノっしょ担当、前田に久しぶりの出番です♪
今回は山王マンションの入居者さんより壁紙を貼り替えたいとのご要望があったので、リノっしょ初体験の“梶原”と一緒にお邪魔してきました。
こちらのお部屋の入居者さんは数ヶ月前にご入居いただいたのですが、その頃から壁紙リノっしょの希望を伺っていました。入居されてからお好みの壁紙をお選びいただき、その後日程を調整しながらようやくこの日がやってきたのでした。
見ていただいてお分かりのとおり、実はここ、すでに壁紙を貼ってあるお部屋なのです。
壁紙の色柄が派手なデザインのため、少し落ち着いたイメージにしたいとのことでした。
いいのです！ 自分らしいお部屋づくりを楽しみ、その分より愛着を持って住まいを楽しんでほしい。それがわたしたちの願いなのです。お部屋に積み重ねられる時間と歴史、そして入居者さんたちの想い、そのひとつひとつがバトンとなり入居者さんから入居者さんへつながっていくこと。そんなビンテージビルを育てていきたいというのが私たちの想いでもあります。
さて、前置きはこのくらいにして…
作業は糊づけから始めます。
使用する糊についてWALPAさんにお伺いしたところ、今回は下地の壁紙が凹凸のないつるんとしたプリント面になるため、通常壁紙の上から使う粉糊では粘着が弱いかもしれないということで、ボンドタイプの強力糊を使うことにしました。
初めは壁紙側への糊付けを試みましたがどうやら難しそうな雰囲気が漂ったため、急きょ壁側の糊付けへ変更することに。壁紙on壁紙、初めてでしたが…難しい！しかも面積の広い面にボンドタイプの糊を使うと、粘着力が高い為空気の逃げ場がうまく作れずポコポコ状態に。
まっすぐ貼ることに集中すると、うまく空気が抜けずムラだらけに。ならばと空気を抜くことに集中すれば、壁紙が斜めになっていたり。時間を置くとすぐに乾いてしまうので何度もやり直しといわけにもいきません。
「不器用なんですよ～」と言いながら、でも積極的に作業に参加してくださる入居者さん。
おかげで、予定より早く貼り終えることができました。
ポコポコがたくさんできてしまいましたが、糊が乾けば壁紙が伸びるので、ある程度馴染むのではと思っています。初めの印象に比べると深緑の壁紙がグッと落ち着いた印象になりました。無事に貼り終えて一安心です。入居者さんにも喜んでいただきました♪
ずっと登場しなかった梶原は、手伝っていないわけではありません。
作業を手伝いながら、合間に写真係をしてくれていました。
私たちにとって「リノっしょ」は入居者さんの希望するお部屋を作るだけでなく、お互いのよりよい関係性を作ることでもあると思っています。
また一人素敵な入居者さんと仲良くなれて、今日も楽しいリノっしょでした♪
