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スペースRデザイン
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251216_ozasa05



みなさんこんにちは。

やっと冬も本番ですね。冬といえば雪山登山。九州の雪山といえば大分の九重山。

樹氷がキラキラ光り、凍った御池の上を歩くこともでき、山道が歩きやすいわりに雪山らしさを楽しめるのでおすすめです。

 

 

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さて、カメリア小笹では最近2室のリノベーション工事をおこないました。

同じ棟の3階と5階のお部屋をデザインするにあたり、2室を行ったり来たりしていたのですが、この時にふと思い当たることがありました。

 

「これはまさに・・登山だ!」

 

3階は山の中腹。山登りの途中、生い茂る木々の隙間をすり抜けた優しい光が地面を照らします。

5階は山頂。辛い坂を登った先には達成感と素晴らしい景色が待っています。

階段を昇り降りしているとそんな光景が思い浮かびました。

 

自然が大好きなオーナーとともに山と隣り合って歩んできたカメリア小笹。

登山との相性はいわずもがな。

ということで、今回のリノベーションテーマは「登山」です。

 

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先に完成した5階のお部屋は、着工前から入居を希望されていた方のお好みを取り入れながらつくりました。お客さまにいただいたご希望のテイストをひと言で表すと、”ワイルド”。

山頂の、特にゴツゴツとした岩場がある山頂のイメージとぴったりです。

ちなみに私は岩山を登るのが大好きです。

 

 

表装にはモルタル現しや深めの色に塗装したラワン合板を使用し、無骨な表情に仕上げました。

 

 

私が登ったことのある山で例えると、木々の中にそびえる大きな岩がかっこいい黒髪山(佐賀県)のイメージです。

黒髪山は低山で気軽に登れますが、山頂付近では鎖場と絶景が楽しめるエンタメ性の高い山なので、初めての登山にオススメです。

 

 

ワイルドな表装とは裏腹に、入居者の生活に寄り添うカメリア小笹の優しさも忘れていません。

前回に引き続き、今回も断熱にしっかり力を入れています。

カメリア小笹では定番となってきたインプラスの内窓と玄関の風除室扉に加え、今回は最上階のお部屋ということで天井断熱を施工しました。

 

既存の天井の下に新しく天井を作り、その間に断熱材を入れています。居室だけでなく、押し入れやトイレの天井にも施工する徹底ぶり。

一見無骨で近寄りがたいのに中身はあたたかい、まるでひと昔前の少女漫画に出てくるモテ男のようですね。

見た目だけでないこのお部屋は、住む人の生活に寄り添ってくれることでしょう。

 

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3階のお部屋は、登山に例えると中腹の五合目あたりでしょうか。

登り始めよりも歩き慣れてきて、山と身体が一体になってくる感覚。

風景に目を向けて一番”山歩き”を楽しめる頃合いですね。

歩いているうちに、頭の上を覆う木々の葉の色や密度によって辺りの空気の色が淡くなったり鮮やかになったりする変化を見るのが楽しいです。

そんな五合目のふわっと優しい景色を思い出しながら工事をしました。

 

居室の床には八女流さんの国産杉の無垢フローリング「リノベいたー」を使用しています。

フローリングや木部の仕上げ塗装には、303号室でも使用した無垢材の良さを引き立てる塗料「キヌカ」を使用しています。

 

八女と言えば福岡を代表する山地。

これだけ登山登山言っているのに、八女の山はまだ登ったことがありません。お恥ずかしい限りです。

八女観光さんのHPを見ると、八女の山が素敵に紹介されていてうずうずしてきますね。近いうちに登りたいです。

 

断熱については、窓にインプラスの内窓&玄関に風除室扉を設置しています。

 

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304号室「こもれび」は昨日完成し、出来立てほやほや!

内覧可能となっています。

ぜひ”カメリア小笹山”を体感しにお越しください♪

 

p.s.

私と一緒に山登りしてくれる登山仲間も随時募集しています。

 

よしむら



11月8・9日に九州DIYリノベWEEK2025が開催されました。
8日にシンポジウム、9日に筑後地方の拠点をめぐるキャラバンという2日間の日程に、全国、また韓国からのべ170人超の方々にご参加いただきました。本当にありがとうございます。

九州DIYリノベWEEKとは、遊休不動産を活用した市民主体のまちづくりの取り組みを学び合うオープンイベントです。2014年から開催し、開催当初は福岡県内6箇所のチームでしたが、回を重ねる毎につながりが広がり、2020年以降は九州各地から20を超えるチームが参加するイベントへと発展しています。2024年には、国交省の「第2回地域価値を共創する不動産業アワード大賞」を受賞させていただきました。

シンポジウム終了後の集合写真

今年のリノベWEEKのテーマは、「共感不動産」。空き家空きビルの活用を通じて、不動産・人・まちを共感で結び、持続可能な経営へとつなげる考え方をまとめた、これまでの活動の蓄積から導き出された新たな理論です。2025年6月には、この理論を体系化した書籍「共感不動産のすべて」を出版。今回のシンポジウムはこの書籍に登場する実践者を招き、みなさんとでクロストークをしながら、地方のまちが抱える社会課題にどう向き合い、自分たちの楽しいまちをどのようにつくっていくかを学び合いました。(書籍情報は「マンガでわかる 次世代不動産経営のための「共感不動産」のすべて」

書籍(マンガのストーリー部分)の再現演劇もおこなわれ、長丁場のシンポジウムの中で会場が笑いにつつまれた楽しい時間でした。ご出演いただいた皆さま、ありがとうございました。

毎年恒例の参加全チームによる3分プレゼンも行われました。スペースRデザインからは、冷泉荘、新高砂マンション、山王マンション、天神パークビル、コーポ江戸屋敷の取り組みを発表をさせていただきました。


新高砂マンション取り組み発表

また今年は参加チームの中から、魚ん町+(ココトト合同会社/長崎市)、ともそうや田布施(山口県田布施町)、街なかリノベーション実践セミナーチーム(株式会社キシャバリー/鹿児島市)の3チームがミニセミナーを行い、新しい動きや今後の活動を報告されました。

今年初参加となった「ともそうや田布施(山口県田布施町)」の田原さん、吉田さん、小田さん

シンポジウムの最後には、マレーシアの大学でVRを専攻している樅山さん(大学2年生)による「建物の人格化プロジェクト」の発表がありました。

このプロジェクトは建物ブランディングに生成AIを活用できないかというオーナーの想いから始まっています。現時点ではまだ想像もつかない部分も多いのですが、今後の展開がとても楽しみです。建物としての新しい表現やコミュニケーションの可能性が広がる予感がしています。

そして、シンポジウム翌日の筑後キャラバンでは、久留米~柳川~大牟田の各DIYリノベ拠点を巡りました。スペースRデザインでは、コーポ江戸屋敷をご案内させていただきました。

コーポ江戸屋敷(久留米市)

垂見御殿(柳川市)

大牟田市

なおシンポジウムの内容は、後日アーカイブ配信(有料)も予定しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

毎年シンポジウムでは各地の最新の取り組みを知ることができ、自分たちの活動を見つめ直す大切な機会になっています。特に今年は「ないものは自分たちでつくればいい」「人材育成」「なぜするのか、だれとするのか」といった、“人”を中心にしたお話が心に残りました。
私たちスペースRデザインは、主に古い建物の魅力や可能性を見い出し、オーナーさんと一緒に長くまちの人に愛される建物に育てていくことを目指しています。何十年と時間がかかっても、建物にまつわる出来事やそこから生まれた新たな関係性など、建物を中心に育まれる“人の物語”が、まちの価値になっていくと考えています。
生成AIによって形あるものは容易に作れる時代になっていますが、「なぜこのまちで、誰と一緒に取り組むのか、どんな未来を目指すのか」という想いや意思は、人を起点に生み出されるもの。建物経営やブランディングを持続的におこなうために、その本質的な表現がますます大切になっていると感じました。


コーポ江戸屋敷のDIY屋台プロジェクト。コーポ江戸屋敷に新たなにぎわいの景色を生み出したい、という共通のビジョンを起点に、企画~設計~製作までの一連のプロセスを参加者の皆さんと共有しました。

シンポジウム後の懇親会(久留米市中央公園「kurumeru」)

これまでの文脈を大切に、つながりの中から生まれた新しいことにも積極的に挑戦していくDIYリノベの取り組み。また来年も九州から皆さまに活動を報告できるよう、学びと実践を続けていきたいと思います。

スペースRデザイン しんの
































































































































































































































































































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