

土間を楽しむ
土間が事務所使いに最適のこの一室。
数寄屋造りの特徴である「船底天井」をアクセントに空間全体が質素ながらも洗練された意匠で構成しています。玄関を入ってからの土間、そして規則的に並ぶ縦格子は日本の伝統を表す意匠と、潜在的に持つクリエティビティを刺激する種となっています。
土間は、「室内」と「室外」とを結ぶ位置づけに加え、「住まい」と「活動」とを結ぶ位置づけとして「中間領域」の役割を持ちます。このニュートラルな空間が潜在的にもつクリエイティビティを刺激し新たな暮らし方が生まれると考えました。
また縦格子はネジや釘などを住まい手によって自由に打っていいことにしています。壁面を制作するプロセスを80%で留め、住まい手に制作をゆだねることで120%の可能性が生まれ、室内のクリエイティビティが育ちます。
お部屋のポイント
■プロジェクト概要
ビルコンセプト:「博多のまちと京都の伝統意匠が調和しクリエイティビティが育つビル」
リノベーションテーマ:「GROW!!Creative SOHO」
R100プロジェクト第八弾「GROW!!Creative SOHO」
蝶和ビルがある店屋町周辺は、博多の伝統文化が集積するまち。さらに蝶和ビルの前身は京都の由緒ある呉服店。そして「桂離宮」に代表される数寄屋造りの欠片が室内には散りばめられています。これら「まち」、「建物」、「室内」に共通する「伝統美」を手掛かりに、ここで暮らす・働く人のクリエイティビティが刺激され育つ場、空間、ビルへとリノベーションします。
リーシングコメント
「土間がつなぐモノ」
まずは部屋をぐるりとまわってみましょう。玄関から入ると広がるのが土間スペース。
高めにとられた天井と土間の2方を囲む格子。この格子にも秘密があります。土間から一段あがるとフローリングのLDKスペース。木の質感が強いフローリングが、何やら温かみのある雰囲気を湛えています。長方形の土間はSOHO使いにもぴったり。想像力をかきたてる要素がたくさんつまっています。
天井に目をむけると、こちらは不思議な形。これは建築当時から残る珍しい船底天井です。斜めに天井をはることは当然手間がかかるコト。それだけ丁寧につくられていることの証なんですね。LDKスペースの奥にはキッチン。横に目を向けると、しっかりとあるバルコニー。それと、水回りは土間スペースの横にあります。
ご覧いただいてどうでした?色んな要素があるなぁと思われるかもしれませんが、心配ご無用です。壁面に丁寧に施された塗装と、天井、床を素材の質感によって、雰囲気がトータルで演出されています。
ここからぐぐっと暮らしに寄せて考えていきましょう。もちろん気になるのは土間ですよね。その特徴は大きく三つ。物を置きやすい、人を招きやすい、作業がしやすい。アトリエ?事務所?ディスプレイ?何にせよ個性が強烈に反映されます。そして、ここで格子の秘密。これはカスタム可能箇所なのです。棚をつけたり、パネルをつけて塗装したり、さらに個性が加速されます。あなたとあなたの好きなモノ。それを今まで以上につなげてくれるのが、土間のスペースです。
更にこの部屋は収納も大型。古い建物の良さですね!そして、更に室外に約4㎡の倉庫がついています。使い方がぐっと広がって、ワクワクも広がりますね。土間、LDK、倉庫、その他もろもろ、どんな風に組み立てますか?
暮らしを真剣に考えてみた時、欲しいと思うもの。それがこの部屋には備わっています。ぜひ、一度見に来てくださいね。楽しんでいただけます!
スペースRデザイン リーシングチーム:牛島
この部屋の間取り図

この部屋の建物の地図
家賃 | ******円 |
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共益費 | ******円 |
敷金 | |
礼金 | 2ヶ月 |
広さ | 43㎡( 1LDK)+4㎡(倉庫) |
間取り | 1LDK+倉庫 |
取引態様 | 専任媒介 |
契約形態 | 普通借家契約 |
現況 | 入居中 ≫ 空室待ち申し込み |
建物住所 | 福岡市博多区店屋町4-8 |
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交通 | 地下鉄空港線線「中洲川端」駅 徒歩4分 西鉄バス「土居町」停 徒歩3分 |
築年 | 昭和46年(1971年) |
デザイナー | 北嵜 剛司 |
リノベーション完成年月 | 2014年3月 |
備考 | 設備:給湯、シャワー、モニターホン サービス設置品:エアコン その他:住宅総合保険(指定) 2年20,000円 |
更新日 | 2016年08月31日 |
次回更新予定日 |