奥の屋（B棟）

※トモオカガーデンハウス敷地図（クリックして拡大します）

トモオカガーデンハウスは共有の中庭を囲んで建つ3棟の木造戸建で構成されています。
この小さな中庭は各棟の住人のみが使用できるプライベートガーデンです。

庭にはすももとざくろの木が植わっており、小さな木陰を作っています。

テーブルやいすも設置予定ですので、涼しい夕方に外で夕食を食べたり、日中バーベキューをしたり、夕涼みや昼下がりの読書など、憩いのひと時にお使いください。

部屋の内装は50年前のソレを引き継いでレトロ一色ですが、間取りはLDKや半個室のワークスペースなど、現代の生活様式に合わせてリプランされています。

※LDKの隅に設けられたワークスペース

ワークショップでみんなで作った木製内窓や床下、天井裏への断熱材の導入、高効率給湯器の設置や断熱浴槽の導入など、暮らし始めた後の経済性も配慮されていますので、ゆっくり腰を据えて住んでいただける物件だと思います。

※内窓づくりワークショップの様子

また、「奥の屋」は共有の中庭の他に広めの専用庭がありますので、庭いじりが好きな方にはうれしい住環境ではないでしょうか。

縁側に座った視線の先には元々あったであろう池の跡や積まれた庭岩があり、建物が歩んできた歴史と風情を感じます。
敷地内には桜の木も植わっているので、時期が来れば自宅の窓からの花見も楽しめそうです。

渋い内装に加え豊かな住環境、住んで良し眺めて良しな「奥の屋」です。

古いもの好きな２人暮らしやご家族でのご入居がおすすめです。

スペースRデザイン　いとう

この家にはデザインの軸になる要素がもともと備わっていました。

縁側の雪見障子、ササラげた階段、漆喰の壁やレトロな手洗いボウルなど。
時を経たことによってのみ魅力深まるそのパーツを「保存」しながら、現代の生活様式に合わせる為に必要なカ所のみ手を入れました。

耐震補強や水回りの更新、建具の調整など、暮らす上で必要な工事は行っていますが、それでも日々のお手入れや使い方にはコツが必要なこともあるかもしれません。
少し滑りが悪い木製の掃き出し窓や、傷の入ったゆか板など、やや不便と思うようなことも、この建物の癖やアジだと思って楽しんでいただけるような方がこの建物には向いているかもしれません。

他の建物には無い、時を経たことによってのみ醸成された味わい深い空間です。
我こそは、と思っていただける古いもの好きな方、お問合せお待ちしております。