リノベーションの歴史を学び、実践する
2003年に福岡初の賃貸住宅リノベーションをおこなった「リノベーションミュージアム 山王マンション」。その初期からリノベーションを手掛けられてきた九州産業大学 信濃 康博 准教授をお迎えし、約10年ぶりに山王マンションの既存部屋にてリノベーションプロジェクトが始動します。リノベーションの歴史を紐解き、2023年、多様性の時代のリノベーションとはどういうものかを参加者の皆さんと一緒に考えながら進めるリノベーションプロジェクトです。
賃貸リノベーションの企画・室内設計デザイン・外構デザイン・見積・工事監理・広報、そしてリノベーション物件の持続的経営の謎を、参加者の皆さんと一緒にリノベーションを進める実体験から明らかにしたいと思います。月1回のセミナーもしくはワークショップを予定しています。 イベントの日程や詳細は、イベント情報をご覧ください。
期間:2023年11月~2024年4月(予定)
主催:NPO法人福岡ビルストック研究会
協力:九州産業大学 建築都市工学部 住居・インテリア学科 信濃研究室
イベント情報・開催レポート

【山王R2024リノベーション研究会】完成見学会&フォーラム~「リノベーションのその後」を発信し続ける~

※受付終了しました※【オンライン開催】山王R2024リノベーション研究会フォーラム
5/1終了
理論から間取りを考える #301号室リノベーション完成【山王R2023リノベーション研究会】

リノベーションのプロセスをひらく #608号室【山王R2023リノベーション研究会】
■山王マンションにて信濃氏がリノベーションを手掛けられたお部屋
信濃 康博 氏
九州産業大学 建築都市工学部住居・インテリア学科准教授。nano Architects主宰。
(信濃氏コメント)2003年に吉原さんと「山王マンション」に出会い、それ以降「リノベーション文化」とは何かを社会の変化とともに考察し、「山王マンション」で作品として残してきました。2023年時点での「山王マンション」の現状と「リノベーション文化」をもとに、2023年のリノベーションデザインについて考察していこうと思います。
■山王マンション
福岡市博多区博多駅南エリアにたつ、鉄筋コンクリート造6階建ての賃貸住宅。外壁や共有部は、きちんとメンテナンスすることでもともとの素材を大切に使い続けています。一方、住居は全45室中30戸がリノベーションされ、1階にはショールームやデザインオフィスなどが入居。100年経営を目指すビルとして、ビンテージビル文化を発信し続けています。
■山王Rプロジェクト(2007年)
建築家やアーティスト、インテリアデザイナーなど新進気鋭の7人のデザイナーとのコラボレーションによる、山王マンション13室同時リノベーションプロジェクト。博多駅南のエリア性や各デザイナー独自の視点を活かし、「ライフスタイルデパートメント」をコンセプトに、リノベーションデザインの可能性を発信した。
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