起業家リアルBOOKとは
「ビジネス書(本)にはのってない起業家のリアル」をテーマに、起業家の生の体験談や本音を聞き出します。例えば、成功するまでに失敗から学んだことにフォーカスしたり、成功談のみの一般的なセミナーよりも失敗という価値ある体験から学びを見い出します。
ゲスト
ゲストは、世界で挑戦する20代の起業家。年間300日はアジアにいて、「想像力」をキーワードに世界の貧困問題をなくそうと挑戦し続けています。今回は、偶然福岡に来るタイミングがあったのでお願いしました。
プロフィール
1984年4 月28日生まれ。高校卒業後、愛知県にて派遣会社を興す。一年間の会社経営を経験した後、ビジネスへの関心を強め、NY State University of Morrisville へ進学。在学中、バングラディッシュの都市ダッカから人類発祥の地であるアフリカ大陸を陸路で歩み、放浪中に資本主義の残した正と負の軌跡を直視する。
その経験をもとに、2009年4月に株式会社Granma(グランマ)を設立。社会課題やニーズに最も身近に触れているローカルの人々自らが考案した様々な革新を”グラスルーツ イノベーション”と名付け、これをデータベース化。
世界に散らばっているナレッジを集約、様々な地域に展開。現地の人々が自分たちの意思とアイデアで、自給自足できることをモットーとした仕組みづくりを行っている。
起業家リアルTALK
本村さんからは現在のグランマを立ち上げる前に一度派遣会社を起業して失敗した話、その後ニューヨークに留学し、アフリカを放浪してる間に目にしたことが原体験となり今につながってるという一連のストーリーを伺いました。
ラウンドトーク
リアルTALKで出た話題や聞きたいことを中心に自由に対話するラウンドトークでは、色々な質問が出てきました。その中で一番印象深かったのは、「20代でやっておくべきこと」という質問に対して、本村さんは16歳の時に人生50年計画を作ったという話でした。現実を知りすぎる前のピュアな状態でやるのが大事だそうです。
振り返って
最後に会ったのは4年近く前ですが、当時語っていたことを次々に実現させる有言実行ぶりが周りの仲間の信頼や共感の獲得につながっているのだと感じました。どれだけ困難の多い領域でも未来をまっすぐに見つめ、チャレンジし続ける彼の姿勢に多くのことを学んだのではないでしょうか。
日時: | 2013年8月11日(日)10:30~12:30 |
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会場: | 福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル Future Studio 大名+(4F) |
参加費: | 500円 |
定員: | 15名 |
ゲスト: | 株式会社Granma 代表取締役社長 本村拓人氏 ※参照:http://granma-port.jp/ |
主催: | 株式会社スペースRデザイン、吉原住宅有限会社、NPO法人福岡ビルストック研究会 |
企画コーディネーター: | 下野弘樹 |