5月10日(金)、リボンヌ手芸部Fukuokaを開催していただきました。
リボンヌ手芸部とは、障害のある人たちのつくったものを再生=Re-bornさせて、社会へとつなげる架け橋プロジェクトです。
http://rebornfukuoka.blog.fc2.com/
今回は、福祉施設「くれぱす」さん・「板屋学園」さんよりご提供いただいたミサンガをアレンジしてのブレスレットを作り、それを雑貨屋さんで販売することで、楽しみながら社会貢献できるという取り組みです。
桜坂にお店を構える「手芸雑貨店Tutti Frutti(http://tutti-frutti.biz/)」とのご縁があって、桜坂山ノ手荘で開催していただくことになりました。
大人12名+お子様2名の参加者が集まり、ミサンガを素敵なブレスレットに変えていく様は、驚きと手芸の魅力を存分に感じるコトができました。
何より素晴らしかったのは、参加者のみなさんがただただ楽しいということ。手芸のプロに習いたいなど、動機は様々ですが、「気張って社会貢献してやるぞ!」なんて思っている方はいらっしゃらないわけです(たぶん)。
でも、リボンヌ手芸部Fukuokaの講師陣が作品を販売まで結びつけていることで、気が付いたらしっかりと社会貢献をしている。そうやって、「自分って社会貢献してたんだ!」と気づいた参加者のみなさんが、「それってハッピーなことだね」と思われたのなら、これはすごいことです。
「手芸が楽しい」だけでなく、「社会貢献も楽しい」という新しい価値観に気づくことができれば、それは参加者のみなさんの人生もまた豊かになっていくでしょう。
この桜坂山ノ手荘は、そんな「ちょっとした豊かさ」が集まる場所になればいいと、しみじみと思った次第です。