朝晩には少し秋めいた風を感じるようになりましたね。
そんな9月のはじめ、新高砂マンションにて土曜日見学会「1棟ぐるりツアー」を開催しました。
新高砂マンションは清川ロータリーのすぐそばに建つ、今年で築46年を迎える賃貸マンションです。
2004年より賃貸マンションの先駆けとなるリノベーションを開始、その後もさまざまなイベントや実験的取り組みをおこなってきた建物ですが、実は隠れファンの多い物件。かくいう私もその一人で、入社当初から新高砂マンションにはいろいろと関わっており、14年も経つとこれまでの経験や思い出は数知れず。今回はそんな私の体験も踏まえて新高砂マンションの魅力をお伝えできたらと思い、ツアーガイドを務めさせていただきました。
久しぶりの新高砂マンション見学会ということもあり、嬉しいことに午前・午後の部ともに満員御礼で当日を迎えました。
北九州や鳥栖からわざわざお越しいただいた方、昔清川で生まれ育った方、新高砂マンションの現入居者さんまで、ご参加いただいた方の属性はさまざま。築古物件のリアルを知りたい、仕事の参考にしたい、レトロビル巡りが趣味、入居している物件やまちのことをもっと知りたいなど、加えてその目的もさまざまでしたが、新高砂マンションに興味をもってご参加いただき嬉しい限りでした。
さて、当日は青空の広がる快晴。
ぐるりツアー日和となりました。
私と同じく不動産マネジメント課の徳永より、まずは弊社と新高砂マンションのご紹介。
その後のツアーは、お部屋を4室(①レトロ+アップデートリノベ部屋→ ②スタンダードリノベ部屋→ ③インターン実験部屋→ ④高額スケルトンリノベ部屋)→ 1階エントランス→ レンタルスペースlasen→ 清川ロータリープレイスと、ぐるり1棟全体をご案内しました。
賃貸物件のため空室は退去のタイミング次第になるのですが、今回はそのタイミングがよく、特徴の異なる4室をご見学いただくことができました。部屋に入るごとにみなさんの反応とリアクションが新鮮で、一部屋一部屋とても興味深く見ていただき、説明にも丁寧に耳を傾けていただきました。
目に見える部分の面白さはもちろんですが、そこに至るまでの経緯や取り組み、その理由とそこから得たことなど、新高砂マンションのブランディングの過程となった、目に見えないけど私たちが大切にしてきたことを、私なりの言葉でお伝えしました。
40分のツアーはあっという間で、最後は全員で感想を共有しました。
それぞれにいろいろなことを感じていただけたようで、その一つ一つの言葉がとても心に響きました。
今回の見学ツアーで少しでも何かを得ていただけていたら幸いです。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
そして、新高砂マンションの挑戦はこれからも続きます。
不動産マネジメント課 まえだ