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スペースRデザイン
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2~3年に一度のペースで発行しているスペースRデザインの活動誌「Enjoy!Vintage Building」。昨年の年末から最新号となるVol.6の制作に取り掛かっていたのですが、先日やっと完成しました。第一印象は「かわいい」!

活動紙の写真

落ち着きのあるレトロブルーの表紙に、個性あふれる人たちのイラスト。福岡のパン好きさんは、こちらのイラストに見覚えがある方も多いのではないでしょうか?そう、今号の表紙イラストや挿絵を描いていただいたのは、福岡のイラストレーター・ぱんとたまねぎ(ぱんたま)さんです。

ぱんたまさんにはVol.2の「山王・冷泉荘特集」(2014年)以来2度目。というのも、スペースRデザインの設立母体である吉原住宅が今年で創立60周年をむかえるとのことで、リノベーションの歩みを振り返ろうと「吉原住宅のビンテージビル特集」にてVol.6の制作が決まり、「それならやっぱりぱんたまさんにお願いしたいね」と社内で意見が一致したのでした。

今号で取り上げたのは吉原が経営する4つの住居マンション

  • 「冷泉荘」
  • 「山王マンション」
  • 「新高砂マンション」
  • 「コーポ江戸屋敷」

です。

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それぞれのあゆみと合わせて、関わっていただいた専門家の方や入居者の皆さんへのインタビューも掲載しています。
応えていただいた方々みな、ただの住まい・オフィスとしてではなく、ご自身の活動や生き方と各建物がシンクロする部分があるのがとても興味深かったです。

冷泉荘の国有形登録文化財登録のなかで、戦後のRC造建物が果たしてきた役割などを知ったこともあり、これまでのオーナー目線に加えてもう少し広い視野でみることができるようになったことが、個人的な大きな学びでした。

約25年前、リノベーションに取り組むまでは、ただの古びたマンションだった建物たち。そこから各建物がもつ弱み・強みをリノベーションや管理運営などで、ひとつひとつ個性に変えていったことで、いまでは個性豊かで人々が集う「ビンテージビル」へと育まれてきました。

活動紙の写真

活動誌の写真

▲右二つがVol.2。「ビンテージビル比較表」も更新しました!

そう考えると、関わる人の考えや行動、想いひとつで建物はいかようにでも変化するのだと、不思議でなりません。まるで意思をもっているよう。

タブロイドは全12P。ボリューム満点ですが、ぱんたまさんのイラストと、いつもお世話になっているクラックデザインさんの編集のおかげて、わかりやすく飽きずに読める内容になっています。

WEBページからもPDFでご覧いただけますし、私たちのいる天神パークビル1Fのエントランスカフェや冷泉荘で配布する予定ですので、出会った際にはぜひお手に取って読んでいただけると嬉しいです。

YOSHIHARA JUTAKU Times Enjoy! Vintage Bldg. VOL.06

活動紙の写真

箱田


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