新高砂マンションのエントランスが、彩り豊かに生まれ変わりました!
デザインと施工を手掛けていただいたのは、新高砂マンションに入居されている「一般社団法人にわむすび」さん。
なんと、FUKUOKA FLOWER SHOWで最優秀賞の作品を施工された実績をお持ちです。
今回は2日間にわたり、既存樹の撤去作業や植栽のレイアウト、仕上げまでを行っていただきました!

■日当たりや「ゆらぎ」を考えたレイアウト
新しいエントランスには、にわむすびさんの空間へのこだわりがたくさん詰まっています

通路の左右で日当たりが異なるため、西日が当たる場所には花が咲く植物を
壁側の日陰には、日光を求めて不自然に伸びてしまわないよう、花は控えめにして緑を中心にまとめてあります
配置についても左右で同じにせず、意図的に人の目線を集めて流す工夫がされているのだそう
風でふわっと揺らぐような「動きの見える植物」を間に挟むことで、自然と心が癒やされる効果が生まれています


(左側:西日が当たるので花の咲く植物を) (右側:花は控えめで緑を充実させる)
また、見た目の美しさだけでなく、植物が長く元気に育つための工夫もありました。
例えば、福岡の蒸し暑さが苦手で枯れやすい植物の周りには、あらかじめ強くて大きくなる植物を近くに配置して、守るように植えられているのだそう。
花は年中いつでも満開にするのではなく、普段は緑のなかに、「いつの間にか花が咲いている」という変化を作っているのもポイントです
そうすることで、春の芽吹きはもちろん、冬の落ち着いた寂しさも含めて、エントランスで1年中「季節の移ろい」を楽しめるようになっています
■エントランスの脇にある、大きな「鳥の巣?!」
・・・のようなスペース。
これこそが、この庭をゆるやかに育てていくためのアイディアです。
たくさんの植物が植えられているので、中には枯れてくるものも、もちろんあります。
「枯れた花が気になるけれど、部屋まで持って帰って捨てるのはちょっと面倒だな….」
そんな時、見つけた落ち葉や枯れ花をこの場所に捨てるだけでOK!という仕組みです。
この巣自体は、木の枝等で作られているため、集まった落ち葉や枯れ花は、そのままゆっくりと土に還っていきます。
「毎日の世話」という重い責任ではなく、「気づいたとき少しだけ関わってみる」といった小さなきっかけから!これならなんだか参加できそうですね!
■新高砂マンションのシンボルと「ひめつるそば」

エントランスの看板の下に、「ひめつるそば」というピンク色のかわいらしい花が咲いています。
このお花たちは、もともと新高砂マンションのこの位置にあったものです。
新高砂マンションのレトロな風合いとやわらかなピンク色がまさにぴったりです。
花壇の足元に目をやると、こちらにも、ひめつるそば。
「きっと上の花壇から種がこぼれ落ちて、ここで新しく根を張ったんでしょうね」とのこと。

金平糖のような小さな花が集まって、けなげに咲いている様子が愛おしくてたまりません。
新しい植物をただ付け足すのではなく、この建物が植物とも重ねてきた時間も大切にする、やさしい視点がみえました。
ひめつるそばの花言葉は「思いがけない出会い」
皆様にとってこの新高砂マンションのエントランスが、
そんなたくさんの嬉しい出会いの場になりますように 🌞
新高砂マンションのリガーデンプロジェクトは、これからも少しずつ育てていく予定です。
もしご興味がありましたら、ぜひ私たちと一緒に、これからの新高砂マンションに関わっていきませんか?
スペースRデザイン いのうえ



