吉原住宅がコンサルティングを行ったクリニックが完成して、プロのカメラマンの撮影が行われました。
完成した写真では分かりにくいのですが、モデルが微妙に揺れることでぼやけ、写真に躍動感がでると言う事で、全員が縦や横に穏やかに揺れています。(写真右上)その不思議な光景に思わす皆が笑ってしまいました。
撮影の途中でしたが、クリニック内にあったTVで撮れた写真を見ることに。写真家、クリニックの設計者、医院長先生を始め従業員の方々、そして吉原住宅のスタッフと異業種の人々が一斉にTV前に集まります。なかなか見れない光景です。
受付が終わると受診室の撮影に取り掛かりました。さっきとは違い何やら真剣な雰囲気です。そして撮影を心配そうに見つめる男の子が1人…
それもそのはず、内視鏡の診察を受ける患者のモデルを務めたのは男の子のお父さんで、このクリニックの設計者だったんです。
私が今回の撮影で感じたのは、協力することの素晴らしさでした。プロジェクトに関ったすべての人たちが集まり、一緒に撮影に参加して、今までの苦労や完成したときの達成感や嬉しかったことなど、それぞれ思い出している感じがしました。
だから写真でプロジェクトを締めくくるって、すごく良い終わり方だと思います。