こんにちわ!いよいよ五反田ハイツでリノべ工事がスタートしました。
今回は305号室と406号室の2室をリノベーションします。
リノベーション着手前のリビング&ダイニングはこんな感じ。キッチンがあるダイニングと和室使用のリビングを4枚の戸襖で間仕切るスタイル。これは1970~80年代によく見られる間取りですね!
今回はこの6畳+6畳をパイン材のフローリングに貼り替えて、ナチュラルな感じのリノべに仕上げていきます。
部屋との境界の木製下地の壁を撤去するといい感じのコンクリートの躯体が出てきていい感じです!
今回のプランでは壁の一部をコンクリートむき出していく事にしているのですが、60年代の建物のコンクリートの感じとは明らかに違います。スッキリしてます。 何故かと言いますと、1960~70年代にかけてコンクリートを流し込む為の枠、いわゆる型枠は幅80mm程度の木材を横に並べてつくることが一般的だったようです。型枠はコンクリートが固まった頃にばらすわけですが、その型枠で使った木目がくっきりと残っていて無機質なのに有機質な、イイ感じになるわけです。
しかし、70年代あたりから天然木ではなく専用に加工された型枠用合板を使用することが一般的となったようです。
型枠用合板はほぼフラットな材料のため、型枠をばらしたあとは木目がなくスッキリとした印象になるわけです。
時代の流れと共の工法や使われる建材も変化していったいるわけですね。
解体はサクッと半日程で終わり、2室の廃材は2tトラックで楽々積み込める程。必要以上に壊さずにそもそもそのお部屋が持っている魅力を引き出していくことが大切だと思っています!
ではでは、次回のレポートをお楽しみに!!
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