11月16日にDIYリノベWEEKのイベントの一環として、山王マンション1階のWALPA STORE 福岡さんとのコラボワークショップを行いました。
場所は2007年、山王Rプロジェクトでつくられた404号室「オルタナティブルーム」。
入居者さんが退去された後、原状回復と共にアップデートを続けるなかで今回選んだのは輸入壁紙貼り。
今回壁紙を貼るのは奥の白い壁、約6㎡。
壁紙を貼る箇所以外を汚さないように床をシートで養生します。
さてさて、いよいよコラボワークショップの開始です。
最初の参加者さんは4名。
WALPA STORE 福岡店長の小野田さんよりまずは壁紙のご説明。
日本のクロスと輸入壁紙の違い、輸入壁紙でも裏面が紙や不織布があり種類によって貼り方が違うのです。
奥が深い、でも小野田さんのお話を聞いているうちに早く貼ってみたいという欲求に駆られます。
404号室「オルタナティブルーム」の設計者キタザキが今回のために選んだ壁紙は花や果物がプリントされたド派手な壁紙。
でも、大丈夫。
オルタナは懐が深いので、どんなものでも受け入れてくれます。
この壁紙の裏面は紙なので、施工としては先に裏面にノリを塗ってから貼ります。
(裏面が不織布の場合は、壁に直接ノリを塗って貼っていきます。興味のある方は以前のレポート「オフィスで壁紙リノっしょ」をご覧になってみてください。)
そうこうしていると、参加者さんが6名増えて10人に。
部屋が窮屈になってきました。
ノリ付け。
みなさん食い入るようにご覧になっています。
そして、記念すべき1列目の壁紙貼りです。
動画やシャッターを切る音が鳴り響き、みなさん拍手~。
6㎡の壁には壁紙を5列貼ります。
ノリを付け、壁に貼り、空気を抜き、壁の上下の余分な箇所に型を付け、カッターで切り、ローラーで境目を圧着させる。
この繰り返しを1工程ずつ参加者さんが代わる代わる行っていきました。
参加者さんも入れ替わり、最初からおられた方が途中から来られた方に貼り方を伝えるというコミュニティの場にもなってきました。
楽しい時間が流れ、あっという間にこの状態。
最後の1列も無事に貼り終え。
見学だけの方も含めてみなさんで記念撮影。
総勢15人の参加者さんと、数知れない見学者さんとで貼り終えた楽しいワークショップとなりました。
みなさん、小野田店長ありがとうございました。
そして、みなさんが帰られた後、僕は一人DIYリノベの楽しさが少しでも伝わった感慨に浸るのでした。
再生デザイナー 森岡
お部屋情報:404号室 「オルタナティブルーム」