11月15日にDIYリノベWEEKのイベントの一環として、
408号室でワークショップを行いました。
その名も、「珪藻土塗りプチ体験」。
最近、調湿機能などがあり自然素材の部屋の内装材として注目されている珪藻土。
通常は壁の仕上げ材として使われるので、壁一面に塗られるのですが、
今回のワークショップでははなんと!ボーダーラインに塗ることにしました!
というのも、コンクリート壁に塗る場合、
珪藻土の特徴である調湿機能は十分に発揮されないので、
「思い切って、デザインとして使ってみよう!」
となったのが、ことの始まりです。
今回使ったのがクリーム色の珪藻土。
「ここの床の色と似ているよねー。」という話になり
床が少し壁まで延長されたイメージで、
ボーダー柄を選択することになったのです。
塗る箇所を決めてマスキングテープで貼っていきます。
その後、珪藻土と壁面との密着を強めるための下塗りを塗ります。
▲青いマスキングテープで囲われた部分に珪藻土を塗っていきます。
珪藻土は鏝で塗るため、面積が小さいと塗りにくく、
参加者一同試行錯誤しながらの作業でした。
▲大きな鏝で一旦珪藻土を塗り広げた後、小さい鏝で上から押さえつけ、
角の細かい部分も修正していきます。
全て塗り終えたら、完全に乾いてしまわないうちに、
マスキングテープをはがしていきます。
▲一気にはがすと、珪藻土が落ちるので、この作業も慎重におこないます。
作業は1時間くらいで終了。
以前は約5時間かけて4人がかりで壁2面に塗ったのですが
今回は面積を小さくしたことによって作業時間はもちろん減り、
しかしながら達成感は同じくらい感じました!
また、珪藻土は質感がでて立体感もあるため、
塗料を塗るのとはまた違う雰囲気になるのではと思います。
今回のワークショップで使用したのは、純度が高く職人さんが使用するような珪藻土ですが、
ホームセンターなどには、DIY用に塗りやすくしたタイプのものもあるそうですので、
そちらを利用するのもいいと思います。
材料もいろいろ使い方を変えてみれば、デザインは無限大に広がりますね。
それもDIYだからこそ可能なことなのでしょう。
▲落ち着いた雰囲気から、なんだかポップな感じのお部屋になりました!
このワークショップの前にネットで珪藻土についていろいろ調べてみると、
吸水性を活かした珪藻土コースターやお風呂マットがあったり、
乾燥剤、脱臭剤などにも使えるみたいです。
自然素材ってすごいなーと感じた次第でした。
もちつき課 梶原
お部屋情報:山王マンション 408号室「縁の家」