STORY
九州大学六本松キャンパス生向けのアパートとして運営されていた築50年の木造戸建て「西浦アパート」。大学移転に伴い、その役目を終えたこの建物は、オーナーがスペースRデザインへ活用の仕方を相談したことから、第二の人生が始まります。新たな名前は「西浦ルービック」。「パッと見は住宅だけど実は○○」な仕事場です。
学生向けアパートにしていた2階(4室・風呂無し・トイレ共同)のうち2室を白をベースとした明るく近代的な空間に改装。一方で、残りの2室(和室)や廊下は当時のまま残し、そのギャップによって、現在と過去の双方が際立つデザインを施しました。建築当時の面影をそのまま残す外観や廊下。そこからは想像できないような内部空間の真新しさ。この双方があることで、この建物が歩んできた時間を想像させ、それぞれの「よさ」をより際立たせてくれます。それがこの建物の個性となり価値になっていくのです。
仕事場として、お店として、日々の生活の中にインスピレーションと懐古の情を感じていただけるような空間になれば幸いです。
※2022年現在はフォトスタジオとして「サラニノアトリエ」さまに利用していただいております。
その後、1階のリノベーションにも着手しています。詳しくは、関連マガジンにて。
建物名 | 西浦ルービック |
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所在地 | 福岡市中央区 |
築年 | 1971年 |
竣工 | 2021年9月 |
施工面積 | 51.7㎡(15.6坪) |
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