拠点を冷泉荘に移した7年目のたのしイネ。勝手が違う場所で、少し戸惑うこともありましたが、ついに収穫の時を迎えました。
管理人さんのまめなお世話と、スズメの襲来がなかったり、天神パークビルの屋上よりも日射が緩やか、などなど、よい状況がいくつも重なり、今年は例年以上に豊作とのこと!
今年育てたものは、コシヒカリ、ハッピーヒル、IR-58(インディカ米)、ヒヨクモチ(もち米)
さらに、少量ではありますが「タンタンコシヒカリ」という品種も栽培していました。これは、教材用にコシヒカリを改良したものだそう。背丈をつかさどる遺伝子を短いものに変え、倒れにくいフォルムになっています。
向かって左が通常のコシヒカリ、右がタンタンコシヒカリ
品種にまつわる学習をちょっとだけはさんだあとは、お待ちかね、ごはんの時間です。
今回はみんな大好き持ち寄りカレー。鶏がらとトマト、玉ねぎをベースにしたスープに、各自で持ち寄った具材を入れていきます。
今回の変わり種は、なんと「おでんの具」。私がサトイモを持ってきていたのでルーを入れるまでは、ビジュアルはちょっと汁が多めのおでん。
全ての具材を投入し、稲刈りの間、じっくり煮込むこと約1時間ほど。がんも入りカレーのできあがり。
お味はというと、
「お、カレーうどんみたい!」「がんもうまい!」
となかなか好評。
たのしイネカレーのレパートリーがまた一つ追加されました。
中洲のレトロビル群を背景に、イネの掛け干しとともに集合写真。
この後は、10日ほど太陽の光で乾燥させます。収穫祭の新米試食が待ち遠しいです。
かじわら