スペースRデザインの新たな試みとなる少人数の勉強会「SRDミニセミナー 」のVol.3を、7月25日(土)に開催いたしました。
月に一度、スペースRデザインが不動産再生の現場で培ってきた実務の知見や学びをみなさまと共有し、これからの賃貸経営を考える時間になればという想いからはじめた勉強会。
第3回目の開催となる今回のテーマは、「三方良しのリーシング」でした。
弊社不動産マネジメント課の前田・中満が、単に空室を埋めることにとどまらない「オーナー・入居者・建物」の三者が豊かになる持続可能な賃貸経営の考え方と実務について、具体例や質疑応答を交えてお話しさせていただきました。

1. 私たちが目指す「三方良しのリーシング」とは?
リーシングにおける「三方よし」の定義
オーナー : お部屋の価値に見合った賃料と、長期的な安定経営
入居者 : 理念に共感し、愛着を持って暮らせる住まい
建物 : 築年数を経ても衰えないブランディングの維持

単に空室を埋めること(「客付け」)ではなく、関わるすべてが豊かになる循環を目指しています。
条件(価格や広さ)だけで選ばれた物件は、より好条件の物件が現れるとすぐに負けてしまいます。
建物や部屋に興味を持ってもらい、私たちの考え方に「共感」して入居いただくことが、最大のポイントです☝
2. 現場で実践する「5つのリーシングステップ」
募集から入居後の管理まで、スペースRデザインが実践しているプロセスをご紹介しました。
「お部屋の価値に見合った賃料」と「大切に住んでくださる方」が調和する適正なラインを見極める。
物件やお部屋ならではの魅力・ストーリーを届ける。
内覧時はスタッフが直接ご案内を担当。丁寧な対話を通じてお互いの理解を深め、建物との相性を確認する。
現地内覧を大切にし、スピード重視の先着順ではなく、お部屋とお客様の相性を第一に考えた丁寧な受付を行う。
入居後も顔の見える関係性を育み、安心して長く暮らせる環境をつくる。
3. 3つの物件にみる「三方良し」
後半では、3つの物件事例を交えた解説です。

建物・入居者・自主管理オーナー様、それぞれの視点から「三方良し」がどのように形づくられているか、実際の管理物件のストーリーを交えてお話ししました!
【オーナー様の目線から】
自主管理オーナーの自走をお手伝い「二人三脚のリーシング」(松葉ビレッジ)
「周辺エリアが明るくする場所にしたい」というオーナー様の想いを言語化。
店舗用途も視野に入れた募集を行い、2022年には松葉ビレッジの顔となるカフェが入居が実現。

【入居者の目線から】
入居者が安心して暮らせる管理「コミュニティ管理・ほどよい関係づくり」(新高砂マンション)
プライバシーに配慮した程よい距離感のあるコミュニティを構築。
顔合わせや退去立ち合い、マルシェ等を通じ、「また戻ってきたい」と言われる関係性を実現。

【建物の目線から】
建物ブランディング「マイナスをプラスに変える価値の転換・新たな価値の創造」(カメリア小笹)
坂の上・階段物件という弱みを「静けさ・眺望・自然環境」へ再定義し、ターゲットも単身・カップル層へシフト。
オーナー・物件の活動をWEBで発信し、快適な暮らしが実現できる環境共生型マンションとして人気物件に。

4. 質疑応答
質疑応答では、築古物件への店舗誘致やスケルトン工事における原状回復・敷金設定、用途に関するルール、定期借家契約や断熱リノベーションの実効果、また、コミュニティのかたちなど、オーナー様から非常に具体的で深いご質問、ご意見が飛び交い、貴重な時間となりました。

おわりに&次回のご案内
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
スペースRデザインでは、これからもオーナー様一人ひとりの想いに寄り添い、柔軟に「三方良し」の賃貸経営に伴走してまいります。
次回の「SRDミニセミナー Vol.4」のテーマは、「選ばれ続ける建物の魅力の伝え方」。
建物のコンセプトを軸にした一貫性のある情報発信や建物ブランディングの実例について、広報チームがお伝えいたします。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。
👆SRDミニセミナーVol.4「選ばれ続ける建物の魅力の伝え方」開催概要
スペースRデザイン いのうえ

