緑と坂のまち 小笹暮らしのススメ―はじまりの会―、無事終了いたしました。
505号室でのクロス(壁紙)剥がしプチ体験→408号室プロジェクト説明会の
大(?)移動だったのですが、お天気にも恵まれ太陽の光が差し込む中で、
ゆったりとした説明会になりました。
408のバルコニーより。いい天気!
お越しいただいた皆様、ありがとうございました^^
これから2月末まで、どんどん工事は進んでいきますのでお楽しみに!
ところで、今回参加された方に体験していただいたクロス剥ぎはとても地味な作業ですが、
私たちがよく使うもとの間取りをそのまま採用したり、
素材を活かしたりといったリノベーションでは欠かせない作業。
日本のマンションの室内の壁にはほとんどの場合壁紙が貼られています。
それは、1970年代から1980年代にかけて住宅が大量生産される時代になるにつれ、
これまで室内壁は塗装仕上げが普通だったのが、コストの安いクロス仕上げが増えていったからだそう。
リノベーションの際、間取り変更に伴う解体をしたり仕上げをクロスにする場合は
クロス剥がしの作業は発生しません。
今回、505号室の室内壁面を見たデザイナー・森岡が
「このきれいなコンクリート壁を見せたい!」と考えたことで
クロス剥がしを行うことになったのでした。
参加された方も、クロスを剥がす作業はめったにする機会もないので興味深々でした。
スクレーパーという表面を仕上げたり剥いだりするときに使う道具を用いてはいできます。
結構力がいる作業ですが、大家さんにもお手伝いいただき、なんとか終了。
剥がしてみると、本当にきれいなコンクリート壁であることがわかります。
森岡のテンションも上がっております^^
好みもありますが、
私は、素材が見える空間というのはなんだか落ち着くものだなと思います。
食べ物と一緒で、「いったいそれが何から作られているのか」がわかるのとそうでないのとでは
それに対する親しみや親近感が違うのでしょうね。
DIY=Do it yourself=自分でやってみて!
大事なことだと改めて思った、そんな一日でした。
かじわら