こんにちわ。
9月になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、先月22日に那珂川町の五反田ハイツで行った「Nakagawa Life Fant!オープニングイベント トークイベント」のイベントレポートです。
Nakagawa Life Fant!とは那珂川町の魅力的なスポットや出来事、活躍する人々を、みんなで紹介していくメディアプロジェクトでオープニングイベントでは、那珂川在住で活躍される方々をお招きし「那珂川町の魅力を探る」をテーマにしたトークイベントと、Nakagawa Life Fant!の拠点となる五反田ハイツのリノベーション完成見学会を開催しました。
ゲストスピーカーとして、那珂川町の住民であり郊外都市研究をされている九州大学の柴田建先生をお招きし「那珂川の魅力を探る」をテーマとしたお話、そしてNakagawaLifeFant!メンバー3人を加えたトークセッションを行いました。
柴田先生のお話では、那珂川町の都市部はスーパー・駅・マンション・神社・田園などが混在していることが特徴でその点がまちの魅力につながっているとのことです。これは都市が郊外のニュータウンのように均一になりすぎず、いい加減に農村と都市、高齢者と子育て世代が混ざり合うこと。そして生活インフラ、交通網が整っていて暮らしやすいまちであるとお話いただきました。
特に子育てには非常に魅力的なまちで、
・叱ってくれる大人がいることで子供たちは社会に出るためのスキルを磨くことができること
・地域の見守り体制が整っていて安心して遊べること
・都会的な遊びと田舎的な遊びがまちの中で体験できること
などを実際に那珂川町で子育てをする柴田先生だからこそのお話もいただきました。
さらに今那珂川が熱く、博多南駅を拠点に「こととば那珂川」を運営するアポロ計画さんやローカルアンドデザインさん、グリーンピアなかがわでサマーパーティをされたダイスプロジェクトさん、そして弊社スペースＲデザインが那珂川で活動することに住民としてとてもうれしいこととおっしゃっていただきました。
これからの那珂川町はベットタウンではなく、ここで暮らし働く、クリエイティブな活動ができるまちになるための種をまいていく、その中で地元とよそもんがどう合わさっていくかが那珂川の未来を組み立てる要素になっていくのではとのことです。
トークセッションでは、Nakagawa Life Fant!の運営メンバーである中西紀二さん（五反田ハイツ オーナー）、諌山直矢さん（napsac / 那珂川町出身のイラストレーター）、北嵜剛司（スペースRデザイン/ビンテージビルディレクター）と柴田先生、そして司会を冷泉荘不動産の牛島で行いました。
会場の皆さんも交えながらのセッションとなり、それぞれの那珂川町との関係や魅力をお話する中で「Nakagawa Life Fant!」が那珂川のまちにクリエイティブな風を起し、その拠点である五反田ハイツが発信基地になることで少しでも那珂川町に貢献できればという気持ちになりました。