こんにちは~!
くるぐらハッコウ所、助手のまえだです。
突然ですが、みなさんご自分の住まいや暮らしについてじっくりと考えてみたことはありますか?
いまの住まいを選んだ理由は何?
自分の本当に欲しい暮らしってどんなもの??
ちなみに参加者のみなさんへ現在の住まいの満足度を○△×で伺ったところ、2/3の方が「○」という回答でした。
その理由は…
と、そんなことを話し合ったのが、先日Mekurutoで開催した「くるめぐらし会議vol.3」
久留米以外にも大牟田、柳川、春日、福岡などからもお越しいただき、およそ15名ほどで和気藹々としたお話し会となりました。
登壇した本田悠人氏からは、DIYを通して理想の暮らしを実現した体験談をお話しいただきました。
それは単にカッコいい部屋をつくるだけでなく、部屋づくりにおいて当たり前でない考え方や進め方、独特の発想、周囲を巻き込みながらつくることの意味などを含め、場をつくることで生まれた心の変化や、唯一無二の部屋へ対する愛着と暮らしの幸福感が伝わってくるものでした。
そして半田啓祐氏からは、部屋という概念を飛び越えた暮らしの在り方について、ご自身の所有する西鉄櫛原駅前の半田ビルを事例にお話しいただきました。
共用ガーデンを中心に、住人さんと地域の人々が交わるコミュニティのある心豊かな暮らしのカタチ。
人とつながることでやりたいことが実現できる、そのイメージは”シェアアパート”だという言葉が印象的でした。
一般的な住まいの選択肢においては、エリアや利便性、賃料などの条件的な面があげられるなかで、このようにDIYやコミュニティといったお二人の話のような”暮らしの価値基準”は、さまざまに存在するはず。
そこで他にどんな選択肢があるのか、また自分の理想の住まい方についてを全員で意見交換してみました。
いろんな意見が出るなか、今回参加された方から多く聞かれた共通のワードが、「人」でした。
・会いたい人に会える場(お店)が近所にある
・マンション内に住人が集まれる場所が欲しい
・地域の人が集まれる場(畑など)をつくりたい
・管理人になりたい
・シェアルーム、シェアハウスに住んでみたい …など。
他には、風通しのよい部屋、庭のある住まい、猫が自由に遊べる部屋などの声もありました。
正直このようなコミュニティを必要とする声がこれほど多く聞かれるとは思っておらず、温かく嬉しい気持ちになりました。
自分の理想の暮らしを考える機会は、意外とないものです。
住まいに求めるものは人によってそれぞれで、家族構成や職場などそのときの状況や取り巻く環境によっても変化するものだと思いますが、誰にとっても身近な存在である住まいについて、それぞれが改めて向き合うことのできたよいきっかけとなったのではないかと思います。
ということで、くるめぐらし会議vol.3もじっくりとハッコウ(発酵)することができました。
ご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました!
そして一つお知らせです。
このたび「くるぐらハッコウ所」のWEBサイトがオープンしました!
まだ準備中のページもありますが、これからくるめぐらし会議の最新情報や各エリアでの活動・イベント、お部屋探し情報などくるめぐらしの楽しみを研究員のみなさんと一緒にハッコウ(発行)していけたらと思っています。
引き続き、お付き合いの程よろしくお願いいたします^^
くるぐらハッコウ所 助手 まえだ
●くるめぐらし会議vol.1レポート「福岡と久留米がちょっと分かった日」
●くるめぐらし会議vol.2レポート「その正体が、だんだんと見えてきた」