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スペースRデザイン
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「間仕切り」「仕切り壁」など仕切りは空間の存在によって成立します。
昔でいえば襖や屏風、現代は襖から建具へと生活のスタイルとともに移り変わっています。

リノベーションを計画する際には和室や洋室、はたまた土間まで様々な様式があり、間仕切りも併せて計画していくこととなります。その全てが職人さんが製作するものばかりですが、時にはカーテンで済ませるなんてことも。

新高砂マンション609のそれもまた計画する中で考える必要がありました。
対象はこちらの「押入の間仕切」

元は和室の押入で布団を置くための中段がついておりましたが、今回の計画ではリビングからアプローチできる収納へと変わる予定です。左手には洋服をかけるハンガーパイプ、右手には可動の棚板と現代のスタイルにあった収納に変わります。リビングからの収納ということで「押入」ではなくなる訳です。
襖のままでもバランス次第ではキマるのかもしれません。ですが、今回の部屋のコンセプトに従い、寄り(添う)使いやすさを求めてカーテン式を採用することとしました。そこで白羽の矢がたったのが新高砂マンションに事務所、アトリエとしてご入居いただいておりますCODEさんでした。

カーテンを代用してもいいのですが、選択の幅を広げること(色、柄だけでなく素材や組み合わせまで)を考えると服の生地で作るのもまた一つであります。普段からスタイルやパターンなど緻密なアプローチで作られているであろうファッションという目線をリノベーションの現場で採用してみようという試みです。

生地も沢山ありました。ほんと沢山。
今回はCODEさん目線で選んでいただきたく、まずは部屋のコンセプトや仕上がりのイメージを共有する中で生地を数種類に絞っていただきました。

今回のお部屋のコンセプト(層)から連想されるこのデザインを選んでいただきました。そして選んでからがまた面白かったのです。巾、別の生地と組み合わせるか、見せ方、つるし方、などなど。私がカーテンを選んで設置するのとは全く違う視点や考え方に興味がわくばかり!

製作時も仮縫製して現地で見せ方のチェックです。

通常カーテンレールを設置して下げるだけの行為が、CODEさんのフィルターを通すと様々な視点から作業が行われます。今回は「間仕切」ひとつからも学びがありました。別の視点を知ることでまたフィードバックがあり、今回のお部屋のストーリーページにまた一つ追加されました。(ホンダ)

 

VISPOQUE GARDEN  CODEさんが運営されているブティック

新高砂マンション609 「SÔ」


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