11月の某日。穏やかな秋空の下、コーポ江戸屋敷にて5年ぶりとなる隣人祭りを開催いたしました。
この5年間で大きく変わったコーポ江戸屋敷。特に中棟のウッドデッキが完成した2019年には、コーポ江戸屋敷に初めての店舗となるパン屋さん、2020年にはお隣にコーヒー屋さんが入居。それを機にお店を訪れるお客さんやお散歩中のご近所の方、入居者さんらがウッドデッキで休憩したりおしゃべりする様子を目にすることが多くなりました。
しかしちょうどその頃、世はコロナ禍に突入。ワークショップや勉強会などこれまでさまざまな取り組みをおこなってきたコーポ江戸屋敷でしたが、記念すべきウッドデッキ完成の際にも人が多く集まるイベントは行うことができないままに2022年を迎えました。
そしてこの秋、満を持して開催したイベントが「隣人祭り2022秋」というわけです。
久々におこなうコーポ江戸屋敷でのイベントは、遠くからたくさんの人に訪れてもらうというよりは、コーポ江戸屋敷の一番身近な存在である入居者さんと、ご近所のみなさんに主役となって楽しんでもらえるようなイベントにしたいという思いがあり、そしてそれがいまのコーポ江戸屋敷に一番自然だと思えるカタチのようでありました。
そこで、イベント出店に関してはまず身近な人をお誘いすることに。管理人さんからニュースレターを通して入居者のみなさんへ、また顔見知りの方へ直接声を掛けていただき、お店の店主さんにはお客さんにお声掛けをしていただいたり、ご近所の方にイベントのチラシを配ったりと。
その結果・・
スパイスカレー・焼き団子・おでんと駄菓子・久留米絣の小物の販売、燻製のおもてなし・仮想空間体験。
BASEの職人さんからは、椅子づくり&寄せ植えワークショップ・プロトタイプ展・デットストック市。
さらに管理人さんによる敷地内の見学ツアーと、極め付きは入居者さんによるギターと歌の演奏など、盛りだくさんの催しが企画されました。
当日は100名を超える方にお越しいただき、その多くは入居者さんやご近所さん、パン屋さんとコーヒー屋さんのお客さんのようでした。ちょっと顔を出してみようか?というようなふらりと訪れた普段の感じで。
心地よい歌声が響くなか、たくさんの笑顔が見えて、人の声が聴こえる。
まったりのんびりと、当たり前に流れる時間をそれぞれがごく自然に楽しんでいる姿が印象的でした。
ウッドデッキの向かい側でおでんを売りながら、その目の前に広がる温かく平和な光景に感慨深い喜びを感じるのでした。
ここに暮らす人たちが主役であるコーポ江戸屋敷は、とてもイキイキしているようにみえました。
さて、私たちが出店したおでん屋さんもおかげさまで完売です!
スタッフ渾身の、お手製の暖簾がいい仕事をしてくれました。
なお、今回おでん屋さんとなったここ311号室は現在入居者さんを募集中です!
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
コーポ江戸屋敷の新しい仲間を、みんなでお待ちしています。
そして最後に、
今回イベントにご協力いただいた入居者さんやご近所のみなさん
遊びに来てくださったみなさん
企画、運営、出店に関わってくださったみなさん
本当にありがとうございました!!
コーポ江戸屋敷に笑顔があふれた、温かくてしあわせな一日でした。
スペースRデザイン 前田