あっ
という間に今年も残すところ1か月。季節も思い出したようにとつぜん寒くなりましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さてこの度、スペースRデザインが誇る”福岡賃貸リノベのパイオニア”こと『山王マンション』にて、新たなリノベーションプロジェクトがはじまりました!
2003年に福岡で初めてといわれる賃貸リノベーションをおこない、今では49室のうち30室がリノベーション済みの山王マンション。
そんな山王マンションで新たにお部屋をリノベーションするのはなんと10年ぶり!
といってもただのリノベーションではありません。
タイトルの『山王R2023リノベーション研究会』は本プロジェクトの名称なのですが、その名の通り皆さんと一緒にリノベーションについて学び・研究する、参加型のプロジェクトです!
舞台となるのは301号室と608号室の2部屋。
どちらも新築当時そのままのお部屋です。
▲301号室
▲608号室
301号室の設計を手掛けるのは九州産業大学准教授の信濃康博先生です。
信濃先生はこれまで山王マンションで5部屋のリノベーションを手掛けられてきました。
▲502号室「古梁」2004年/古い欄間と古木の個性が光る、和テイストのお部屋。
▲402号室「seamless」2004年/シンプルの中にこだわりが詰め込まれたワンルーム。
▲603号室「CQ-seek you?」2004年/カラーカーテンが楽しい、遊び心満載なお部屋。
▲407号室「時代蘇生」2007年/築古の山王マンションだからこそできる「価値の転換」を表現。
▲305号室「“the times” transplantation – “時代” 移植」2007年/「現代」の中に「60年代」を差し込んだ、時間を超越した空間。(「The Architizer A+Awards2014」審査員賞受賞)
これまでリノベーションにおいて「個性・時間・物語」の表現を大切にされてきた信濃先生。
近年は賃貸のSOHO利用についての研究を進められており、この組み合わせがどのような空間を生み出すのかとても楽しみですね。
2部屋目の608号室は、私吉村が担当させていただきます!
▲最近登山にドはまりしている吉村。先週は雪積る久住山に登りました。
自分で一から計画して実際に形にするというのは初めての経験で、とても緊張しています!
研究会を通して参加者のみなさまと一緒に学びながら(見守られながら)、良い形でお見せできるように頑張ります。
「山王R2023リノベーション研究会」は月に1度、セミナーを通して計画や工事の進捗の共有と意見交換を行う予定です。
第1回目はまだ秋風の気持ちよかった11月上旬に行われました。そのレポートは次のマガジンにてお送りします!
お楽しみに☆
◎「山王R2023リノベーション研究会」プロジェクトページ https://www.space-r.net/sannour2023