シェアハウス一宇邨のブログは、やたらと食べ物がでてきますね。
今回も食べ物シリーズ。
コーディネーターの牛島が購読している「四国食べる通信」という雑誌があります。
これは、四国の食べ物(野菜、果物、海産物、お肉など)と、その届く物の生産者を取材した冊子がとどくという新しい形の情報紙なんです。
4月号は、金時豚と鳴門金時(さつまいも)。一度、冊子やwebを見てもらうとわかるのですが、その記事はとても丁寧。素材そのものが美味しいのはもちろん、そこにある物語が強烈な印象を残します。
1人で食べるのはもったいないので、住人と一緒にごはん。
(不在で食べられなかった人はごめんなさい)
一緒に食べながら、話したのは「複雑な価値の交換」について。ちょっと真面目な話です。
この言葉は、『ゆっくり、いそげ』影山知明著 から引用。
食べる通信は、所謂「食べ物」だけを提供しているわけではなく、その背景にある物語や共感を価値として提供している。これは、たくさんの人たちに向けてでなく、ピンポイントにその価値に共感する人に向けてつくっていることから生まれている。だからこそ、わかりやすい”物”ではなく、その商品に関わっている人だったり、それが生まれる状況などが価値として捉えらる。
シェアハウスもきっと同様で、ただ空間としての住まいではなく、暮らしによって生まれる様々な価値を提供しているのだ。
といった話でした。とりとめのない話ですが、大切なことがここにあるような気がします。
そして、後日しっかりとお返しの抹茶ゼリーもいただきました。
これはシンプルだけど、とても嬉しい価値の交換です。