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スペースRデザイン
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一宇邨の地下階GF-SOHOに、海外から福岡に移住されてきた方がご入居されることに。もともと服飾アトリエとして使われていたGF-SOHOの空間を、オーナー中村先生が住居仕様へと手を入れてくださいました。
これから住人さんご自身で、暮らしに合わせた家具(テーブルなど)を作っていかれるご予定とのこと。元アトリエがどんな風に変化していくか、とても楽しみです。


新しく取り付けられた棚。一宇邨の構造を知りつくたオーナーさんならではの形。
(※アトリエとして利用していた様子は「まちに溶け込み、広がる。一宇邨 GF-SOHO アトリエ「kobo」

そして先日、新住人さんを迎えて持ち寄り食事会が開かれました。
待ち合わせ時間に一宇邨に入ると、薪ストーブに火が入り、なんとその上にはオーナーさんお手製ソーセージを使った料理が。このソーセージ、とっても美味しくてみなさん絶賛でした。

冬はお部屋を暖かくするだけではなく、パンやスープなどを温めるのにも使われているそうです。見ているだけで、体が温まりました。

食事をしながら、GF-SOHOを設計・工事された当時の貴重な話しをお聞きすることができました。
「一番こだわったところは、実はGF-SOHOの天井。塗料に鉱物を混ぜ、銀河系をイメージして塗ってもらっています。」(中村先生)
一宇邨にはイメージ曲(A GALACTIC ODYSSEY by HARU)があり、塗料を乾燥させる際に、お部屋にその曲を流し、波長として天井にテーマ曲の要素を組み込まれたそうです。
ここには、ひとつひとつの部材にいろんな背景があります。まだまだ知らないエピソードがあるんだろうと思います。

住人のみなさんが続々とお仕事から帰宅され、この日はめでたく全員が顔合わせ。それぞれ持ち寄る食材も、個性豊かでおもしろいのです。

一宇邨での生活について、住人さんがお話ししてくれました。
「生活リズムがみなさん違うので、毎日顔を合わせる訳ではないんです。それでも、仕事から帰ってきて部屋に灯りがついているとなんだか安心します。外で何か落ち込むことがあっても、家に帰ると誰かいる、話を聞いてもらえるだけで、落ち着きます。」

普通の一人暮らしでは味わえない、精神的な安定。
お互いの興味関心や悩み事に無理に共感する必要はないですが、「一宇邨」という空間、思想に共感して集まった住人さん達は、その時点でどこか共通の価値観を持っている人達なのだと思います。

食事もお酒もすすむ深い時間。中村先生がスピーカーの内部を見せてくださいました。一宇邨の食事会には、住人さんおすすめの音楽も欠かせません。
フルーティストをはじめ、偶然にも音楽経験者が多い一宇邨。次回はみんなで音楽ができたらいいね、と夜な夜な盛り上がる一宇邨の幸せな夜でした。

スペースRデザイン 新野


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