『鯖の味噌煮ってどうやって作ればいいと?1番簡単で失敗しない方法を教えて。』
と夜の1時すぎの受信メール。相手は、ワタシの1コ下のまさにアラサー女子。どうやら最近やっと彼氏が出来たらしく、今まで全くといっていいほど料理をしたことがなかった彼女も婚活を意識したのか、ついに料理に目覚めたようである。
でも料理初心者がいきなり、鯖の味噌煮はハードルが高すぎだろう。しかも、1番簡単で失敗しない方法って…。なめている。完全に料理をなめきっている。
それに、鯖の味噌煮だけをどーんと出せばいいものではない。あわせて小鉢に椀物、箸休めの一品、そしてご飯。もしくはお酒を飲む相手であれば、ビールのつまみにもう1品くらい、ちょっとしたおつまみ的なものも欲しいとこだ。
果たして、彼女が作るだろうか。
『ご飯作るのに、3時間もかかっちゃた☆』なんて言って笑って許されるのは、せいぜい20代前半くらいまでだろう。彼女はもう立派なおとななのだ。
結局ワタシが返信したメールは、『ぶっちゃけ、鯖煮缶が1番美味しいよ。』
ただ、これには続きがある。下茹でした大根を一緒に、少し煮てあげて、ショウガを細くきったものと、青ねぎをのせたらメイン一品完成。あとは、ご飯を炊いて、椀物はお椀にトロロ昆布と梅干と葱と少しの塩を入れて、ポットのお湯を注いだ、インスタントおすまし。あとは残った大根を細めの短冊切にして、塩もみし、絞ったらごま油と少しの醤油とお酢で味付け。これにご飯を添えたら、何となく鯖の味噌煮定食の完成。と、携帯メールは打ち込みが面倒なのに丁寧に送ってあげた。
ここまでは良かった。
が・・・
結果、帰ってきたメールがこれ。
『え?下ゆでって何?何分茹でればいいと?少しの塩ってどのくらい?小さじ何杯??』
ダメだ。こりゃ。1回調理実習が必要のようである。
と、かく言う私も婚活中。どうやら胃袋を掴むだけではダメなようだ。
そんなご飯を食べるのも作るのも大好きな私がイチオシする、このお部屋が空きました!!新高砂マンションの309号室です。キッチンがどーんと主役のこのお部屋。
お料理大好きなあなた、もしくはお料理を始めたばかりというあなた。
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わたしも立派なアラサー SRDいけだ