新高砂マンションのリノベーション部屋には『和』テイストの部屋が2室あり、その一室が先日退去となり、今回約1年ぶりの対面(退去確認)を果たした。
退去となった607号室は日本画家による襖絵や琉球風畳、流し台のタイル張りなどがリンクし、昭和の記憶が蘇る、まさに逸品ルーム。
これまでもリノベーション部屋の退去の際、部屋を綺麗にして退去してくださる入居者様に沢山お会いしてきたが、その中でも、この607号室の状態はリノベーション直後と見紛うほど、自分の不動産仲介営業の経験の中で間違いなく一番綺麗な状態での退去であった。
それは様々な痕跡から見て、明らかに入居者様が心を込めて丁寧に掃除をされたのだとわかるものであった。
例えば、入居時に付けてあった浴槽のゴム栓チェーン用のビニール袋を、入居中も大切に保管してくださっていたようで、清掃後にそのビニール袋をかけて、入居前の状態に戻されていたり、と。
本当に「感動」の一言に尽きる。これ程まで、退去部屋の確認で、感動したことはない。本当に大切に部屋を使っていただいていたことが伝わってきて、只々、感謝だった。Kさま、ありがとうございました!
次の入居者様も、ぜひお部屋を大切に使って頂ける方とご縁があればと・・・心から思う。
これからも住まう方が大切に使いたくなるような部屋を仲介していきたい、そう再確認させて頂くことが出来ました。感謝。
涙腺が弱い仲介担当 SRD青柳