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スペースRデザイン
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働き方が、政治や法律とあわせて、社会的にも劇的に変化することとなった昨今。

テレワークやリモートワークといった、会社オフィス以外の場所で仕事をすることや、場所だけでなく時間も自由に選択できる「ABW」制度などが、導入され始めました。それにともない、オンラインミーティングツールやクラウドといったツール、サテライトオフィスやコワーキングスペースといったハード、そしてそれをコントロールするオペレーションと、働き方の変化によって、その周辺の事柄も、柔軟な対応や変化を求められています。

そして、これまでは社員全員が集まって仕事をする場所だったオフィス。この考え方も見直されますよね。では、どういうオフィスがいいのでしょうか?

改装から1年。見えてきたハードとソフトの新たな課題

スペースRデザインでは、2020年2月にオフィスを改装。従来のデスクを対面に並べたオープンな配置から、手裏剣型のレイアウトにより、半個室ブースを実現、木材を使用した什器や観葉植物を置くことで、有機的で暖かみのある空間を目指しました。

現在は、植物も育ち、棚が掲示板に活用されていたり、シェア本棚が充実したりと、いい感じに空間が育ってきています。


▲植物が大きくなりました


▲ニュースレターや工事工程表など、その都度共有したいものを掲示


▲シェア本棚が充実

このとき、オフィスをデザインするにあたって、3つのテーマを掲げていました。

  • ①日々の作業効率の向上
  • ②スタッフのクリエイティビティ誘発
  • ③来場者に向けてSRDらしさを伝える

詳しくはこちら:スペースRデザイン事務所改装計画スタートします

そして、1年たったいま、さらなるオフィスのバージョンアップを目指して、「3つのテーマは達成できているか?」の振り返りを実施しました。一部ですが、以下にスタッフの声を紹介します。

①日々の作業効率の向上

よくなった
  • 半個室ブースにしたことで、集中力があがった
  • 人の視線が気にならないようになった
  • クラウドでスケジュール共有をするようになった
  • 観葉植物や自然素材がある環境が精神的によい
改善の余地あり
  • オフの時に休憩できるスペースが欲しい
  • 半個室ブースになった分、情報共有をより効率的にできるとよい

②スタッフのクリエイティビティ誘発

よくなった
  • 集中しやすくなったので、考える仕事の効率が上がった
改善の余地あり
  • クリエイティビティを誘発するような仕掛けが必要
  • 棚の使い方に個人の個性がでるとおもしろい

③来場者に向けてSRDらしさを伝える

よくなった
  • 来訪者にいいイメージを与えている
  • 「すてきですね」といってもらえるようになった
  • モデルルーム的に使える
改善の余地あり
  • 整理整頓がまたできていない
  • 会社の雰囲気を表現するためにもっと全体をオープンな感じにしてもいいかも

これらの意見全体を通してみてみると、
個人の作業と、ミーティングなどの数人で集まってする作業との、空間的・精神的メリハリがつけられるようになったようです。


▲物理的な距離は近いが、棚で仕切られているため、個人デスクでの作業は集中できる。

ただ、よくもわるくも「仕事以外の雑談や何気ない会話等は減った」という意見もきかれ、各人の性格によるところもあるので、ここはスタッフ達のちょうどいい塩梅や仕掛けのようなものを見つけていければなと思います。


▲必要な時は、その人のもとへ

スペースRデザインの理想のオフィスは?次はソフト面の充実へ

今回の振り返りから、昨年のオフィス改装で達成できたこととして、

オンオフの切り替えができるようになり、各人が自分のペースで仕事ができるようになった
以前抱えていた課題のひとつ「作業効率向上」はレイアウトの力で解決できた。

一方で、

個人ブース以外の共有スペースの使い方や、息抜き・もっと集中したいなど、個人の仕事の状況に合わせた仕事環境やしくみづくりの必要性が浮かび上がった
ソフト面を整えることで、さらによいオフィス環境目指せる

という、次の取り組むべきポイントが見えてきました。


▲応接ブースも空いてるときは活用しても?


▲ミーティングスペースには数人で使えるようにパーテーションを設置。ルールを作ることで、より使いやすく。

スペースRデザインは、基本的に、必要な決定事項を決めた後は、各人で担当の仕事や、それに付随して必要だと思うことを各自の判断で進めていきます。その仕事のやり方と、今回の半個室ブースにしたことは相性がよかったのだといえます。

合わせて、週一回の全体ミーティングや月に一度全員が集まる研修があったり、研修や全体ミーティングはもちろん、日常的にもオンラインミーティングをしていることも、半個室ブースになっても、基本的なコミュニケーションの濃度にマイナスの影響を与えなかったことが大きいです。

オフィスに決まった形はない。それぞれの組織にあった「らしいオフィス」を追求

さて、次の目指す姿に向けて、何に取り組むのか。それについてもスタッフから実際に声があがりました。

  • 席の入れ替えなどの検討
  • 応接ブースやミーティングスペースの使い方のルールを決めて、使いやすいように
  • 休憩スペースやアイテムを充実
  • システムのさらなる活用

オフィスは、各会社の仕事や大切にしているものによって、それぞれの最適解があるものだといえます。
それも、一朝一夕で出来上がるものではなく、使いながら振り返りながら、常に考えて変化させていくことが重要なのだと思います。

スペースRデザインの場合、個人で動くことが多くリモートワークも導入しているため、各人のパフォーマンスが最大限に発揮できる、スペースの充実と、それを動かす柔軟なルールづくりが必要なようです。

この振り返りをきっかけに、SRDらしいオフィスづくりの第二ステージへ進みたいと思います!
さて、どう変わっていくのでしょうか?続報をお楽しみに~!

はこだ


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