こんにちは、梶原です
建物の再生を行なっている中で、その再生手段としてシェアハウスも運営している私たち。
シェアハウスとは、住人それぞれの個室とリビングやダイニング、キッチン、バスルームなどといった設備の部分は共有で使用するという居住スタイルです。
シェアハウスは戸建てや寮のリノベーションであったり、新築で建てていたりなど形態はさまざま。また運営も管理する人や持ち主さんによってもさまざま。まさに全てが関係する「人」によって成立っているスタイルだといえます。なのでひとえに「シェアハウスってこんなんなんだよ」と言うことができないのです。
ということで!
以前、シェアハウス一宇邨の住人であった方にどんな暮らしだったのか、お話をきいてきました。
-一宇邨に住んだきっかけを教えてください
もともと管理人の方とお知り合いで、一宇邨の話もきいていました。なので、引越しのタイミングのときに、ふとシェアハウスはどうだろうと思ったのです。初めて1人暮らしをするタイミングで福岡に来て、知らない土地に一人で住むさみしさのようなものを経験したことがあり、1人ではない暮らし方みたいなものに魅力を感じました。
-入居にあたってハードルの様なものは感じましたか?
私の場合は、管理人さんが知り合いということもあったし、住んでいる方にも管理人さんのほうから私がどういう人物か伝えてくれていたこともあり、特に大きな心配のようなものはありませんでした。
-実際に住んでみてどうでしたか?
住人のみなさんも私と同じく一宇邨に魅かれた方々ということもあるのか、価値観というか考え方や思考スタイルが似ているなあとなんとなく感じました。でもだからといって、仕事の話や議論みたいなことを常にしているかというとそうでもなく、そんな距離感・関係性がとても居心地がよかったです。
あと、やっぱり建物がすごいですね。普通では住めない建物にシェアであるからこそ住めるというのもとても魅力的でした。
-日常はどんなふうに過ごされていましたか?
私は結構リビングで過ごしていましたね。部屋にいるとダレてしまう性格なので…。でもそれも住人様々。シェアハウスだからって住人がすごくコミュニケーションを取り合っているというわけではなかったですね。
-住んでる中でどんなことが印象的でしたか?
みんな同じ家に住んでいるのですが、なにせそれぞれライフスタイルや仕事の時間が違うので滅多に全員が揃うことがないんです。だから、たまに「もしかしたら今全員いるんじゃない?」ってときがあって(笑)そんなときはわざとリビングにみんんな呼び出したりしてお茶を飲んだりするんです。そんな何気ない会話や時間がとてもよかったです。あと、オーナーさんの呼びかけにはなぜかみんな集まるところとか(笑)。
-最後に、住む前と後とでご自身の変化ってありましたか?
当たり前のことですが、知人・友人が増えました。純粋な友人関係って、実は社会にでるとなかなかできないなあと感じていました。同じ職種の方や会社つながりの方などはお会いするのですが、たまたま知り合って意気投合してとういうふうに繋がっていく関係が一宇邨に住むことでできました。退去した後もその関係は続いていて、OBとして遊びに来たときに新しい入居者さんと出会えたりする。家族でもなく仕事でもない自分の1つの拠点のようなものができました。
-ありがとうございました。
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シェアハウスの暮らし、いかがでしたでしょうか?
お話を伺っているとシェアハウスでの暮らしは「第二の家族」ができたような感じなのかなーと思いました
だから、当然一緒に生活をしていると何かしら「うーん」と思うこともあるのでしょうが、それをきっかけにしてどんどんよりよい暮らしのかたちをつくっていくということも、シェアハウスならではのライフスタイルなのだと思います。
「まだよくわからないなー」という方、そう感じるということはきっと新しい何かがそこにあるということ。イベントやオープンハウスなどの機会に、ぜひ遊びに来てください。もちろん、ご入居もお待ちしております。
梶原
今回インタビューに答えてくださった白石さん。
天神で本屋さんをされているので、もっと聞きたい方はぜひお店のほうへ。
*旅と古本の店 ひとつ星*
福岡市中央区今泉1-23-4新天神ビル405