みなさんは、イネの花を見たことがありますか?
たった1回だけ、約30分かけて開きすぐに散ってしまう、小さな白い花です
時期やタイミングなどから、籾が開く瞬間を見ることができるかできないかは、まったくもって運次第。たのしイネでは、ベテラン・平尾先生の読みのおかげで、幸運にも毎年イネの開花の瞬間に立ち会うことができています
今年はちょっと遅くなり、ほとんどのイネが開花してしまっており、すでに頭を垂れているものも。平尾先生に今日咲きそうなイネを選んでもらい、あとは根気強く観察。疲れたら顕微鏡で花粉の観察を挟みつつ、さて、参加者のみなさんは、無事開花の瞬間をみることができたでしょうか?
私はといえば、開花の瞬間は残念ながら見ることができませんでしたが、開花中のイネを発見。咲き終わるまでを無事に見届けることができました。
観察と座学でイネの勉強をしたあとはお楽しみのごはん会。今回は持寄り味噌で冷や汁を作りました
参加者全員で、豆腐ときゅうり、シソやミョウガ、しょうがなどの薬味を分担して刻み
水で溶いた合わせ味噌に、投入。今回は簡易版ということで、味噌はあぶらず、魚の干物は魚粉で代用しました。
お腹いっぱいになった後は、青森の田舎館村田んぼアートを見に行ってきた平尾先生よりご報告。7品種程のイネを植え分けて一つの絵を完成させます。平成5年に3色アートから始まったこのイベントは年々レベルアップ。
今回もイネワールド前回のたのしイネでした
梶原あき